2008年11月23日日曜日

元厚生事務次官殺害容疑者自首 替え玉出頭か? あるいは口封じだったのか?



22日午後9時20分ごろ、東京都千代田区霞が関の警視庁に、男が軽乗用車で出頭し「おれが事務次官を殺した」と警備の機動隊員に話した。
男はご丁寧にも「血の付いた手袋、ナイフとスニーカー、宅配業者を装った段ボール箱、さらには自身の住民票まで持参した。
手法はヤクザがよくやる替え玉出頭と同じである。

動機はペットか46歳男が血のナイフと出頭

≪動機について「昔、保健所にペットを殺され腹が立った」などと供述しており、逆恨みによる凶行との見方が強まった。≫

このあまりにもまともではない動機のために、警察も殺人容疑に踏み込めないようだ。

この出頭した男は無職の小泉毅(46)で、山口県柳井市出身、佐賀県の大学理工学部中退、コンピューター会社・宅配業などに勤務した経験があるらしい。

犯人逮捕の報を受けたペルーにいる麻生首相は、

麻生首相、全力での真相解明を当局に指示…元次官宅襲撃

「本人が、包丁を持って、自首してきたんでしたっけね。本当かどうかちょっとよくわからないところがあるんだろうが、ま、血糊を調べたりすればわかるんでしょうが、もし本人だとしたら、それが許し難い」
と述べた。

小泉容疑者の隣人ら「生活感ない」「粗暴な雰囲気」

≪アパートの大家の男性(55)によると、出頭した男は山口県柳井市の出身で98年ごろにアパートに引っ越してきたという。男性は「契約の時に最初は無職だったが、2回目の更新の時に自営業になっていた。何をしているのかと思った」と話す。家賃は6万円と管理費2千円。6畳2間に4畳半ぐらいのダイニングがある。これまで滞納は一回もないという。 ≫

ぶらぶらしているのに金には困っていない。「何をやらかすかわからない危なそうなおっさん」という大学の理系出身の割にはやくざ風の人物だったようだ。

捜査幹部「次官襲撃の容疑者という感触」 小泉容疑者

≪麹町署での事情聴取で捜査員が二つの事件について尋ねると、男は、どちらについても「自分がやった」という趣旨の供述をしているという。具体的な犯行状況の説明も含まれているという。
警視庁は刑事部の幹部などが同署に集まった。ある捜査当局幹部は「具体的な証拠はこれからだが、事件の容疑者という感触をもっている」と話した。≫


警視庁はこの男の単独犯と言うことで事件の幕引きを謀ろうとしているようだ。上の方からそういう指令が来たのだろう。

替え玉かどうか、被害者の女性が生存しているので、確認は可能である。
しかし、犯行時に巧妙に顔を隠していた可能性も考えられる。
さらには、替え玉ではなく「鉄砲玉」だった可能性も考慮した方がいいだろう。
殺された元事務次官は「うらまれ」ていたのではなく、「うとまれ」ていた可能性がある。「何か、世に知られてはまずい重要な秘密を知っていた」ということは立場上あり得る。
最初からこの元次官だけが目標で、「女性被害者達は犯行目的攪乱のために被害にあった」と考えられなくもない。
勿論その可能性は高くはないだろうが…。


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