2009年9月21日月曜日

鳩山支持80%でマスコミしかとの自民総裁選 谷垣総裁→河野離党で自民分裂のシナリオ


推薦人

◆谷垣禎一◆
谷畑孝〈5〉、高木毅〈4〉、北川イッセイ〈参1〉、森雅子〈参1〉【町村派】
小里泰弘〈2〉、徳田毅〈2〉【古賀派】
佐田玄一郎〈7〉、竹下亘〈4〉、佐藤正久〈参1〉、二之湯智〈参1〉【額賀派】
石原伸晃〈7〉、田野瀬良太郎〈6〉、石田真敏〈4〉、森山裕〈3〉【山崎派】
谷公一〈3〉【伊吹派】
岩屋毅〈5〉【麻生派】
村上誠一郎〈8〉【高村派】
泉信也〈参3〉【二階派】
小池百合子〈6〉←-------萌え
今村雅弘〈5〉(無派閥)

◆河野太郎◆
柴山昌彦〈3〉、世耕弘成〈参3〉、山本一太〈参3〉、神取忍〈参1〉、義家弘介〈参1〉【町村派】
大村秀章〈5〉、河井克行〈4〉、田村耕太郎〈参2〉【額賀派】
田中和徳〈5〉、平沢勝栄〈5〉、平将明〈2〉、小泉昭男〈参1〉【山崎派】
井上信治〈3〉、永岡桂子〈2〉、塚田一郎〈参1〉【麻生派】
菅原一秀〈3〉、斎藤健〈1〉、愛知治郎〈参2〉、川口順子〈参2〉、丸山和也〈参1〉(無派閥)

◆西村康稔◆
塩谷立〈6〉、木村太郎〈5〉、高市早苗〈5〉、馳浩〈4〉、北村茂男〈2〉、礒崎陽輔〈参1〉、
末松信介〈参1〉、中山恭子〈参1〉、古川俊治〈参1〉、山谷えり子〈参1〉【町村派】
三ツ矢憲生〈3〉【古賀派】
鳩山邦夫〈11〉、鴨下一郎〈6〉、加藤勝信〈3〉【額賀派】
武田良太〈3〉、古川禎久〈3〉【山崎派】
古屋圭司〈7〉、衛藤晟一〈参1〉【伊吹派】
山本有二〈7〉【高村派】
与謝野馨〈10〉(無派閥)


JNNの調査では鳩山内閣支持率80%で小泉内閣発足時の88%に次ぐ歴代2位の記録だそうである。
この数字自体が捏造かもしれないが、調査の取り方によるマジックもあるのだろう。常識的にはこんな偏った数字が出てくることはあり得ない。
この調査ではおまけとして自民党総裁選に立候補した3人のうち誰が最も総裁にふさわしいかを訊いている。谷垣氏が37%、河野氏33%、西村氏5%だった。
西村氏は河野氏を妨害するために立候補したと言われているが、数字上はその効果を上げているようだ。

政党支持率は自民党が16%と過去最低を記録した。
総裁選と言っても、社民党や公明党の党首選び的な意味しかないようである。

全国遊説スタート 自民総裁選 カギ握る地方票 3氏懸命

それでも自民党としては、党がまだ存在していることを国民にアピールしなければならない。
自民党総裁選は28日に投票が行われる。20日、立候補した西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元法務副大臣(46)、谷垣禎一元財務相(64)の3氏による全国遊説が始まった。従来の総裁選では議員票の比重が党員投票よりも比重が高かったのだが、今回の総裁選は、議員票が199票に激減したことにより党員投票に基づく地方票300票の獲得が鍵を握ることになった。
ボロ負けしたことにより「開かれた総裁選」になったわけだ。
 
各氏の主張は以下の通り。

河野氏は派閥領袖らの「退場」と世代交代を聴衆にアピールした。
「自民党を一からつくり直す。賛同してくださる党員の皆さまは、一票をください」

谷垣氏は「一番やらないといけないのは地域の元気を取り戻すことだ。地方の声に耳を傾けて痛みを吸収し、与党と相対する」と訴えた。

西村氏は「第一に必要なのは地方再生だ。行き過ぎた規制緩和や予算削減で地域の共同体が壊れかかっている。経営安定の仕組みをつくりたい」と呼び掛けた。

正直な話、西村氏の主張は谷垣氏とどこが違うのか解りにくい。

各県連は軒並み谷垣支持を打ち出しているが、県連と本部のつながりは「利権」だった。それが途切れた今、県連でも若手が旧態依然たる体質の執行部を突き上げているので予断は許さない。
利権を失った自民党は地方の方が急激にヒエラルキー崩壊しているのである。余得がなくなったのにジジイに従う義理もないわけだ。

サンケイさんが河野氏を毛嫌いしているのがネット上で話題になっている。サンケイさんは台湾系なので反中共路線である。当然と言えば当然か?

“劇薬”河野氏、ますます暴走 真の争点は参院選の候補者差し替え 

≪党再生に向けた「世代交代」「脱派閥」が争点となる中、河野氏はこの日も重鎮議員を何度も挑発。そんな暴走ぶりに一定の支持が集まるのは、来夏の参院選で公認候補を大幅に差し替えなければ完敗し、「自民党が消滅しかねない」との危機感が広がっているからだ。≫

現在の支持率のまま参議院選挙になれば、自民党の獲得議席数は9~20程度が予想されている。かつての社会党の末期的な議席数に近づくわけだ。政党的な存在意義も社会党並みになるだろうと予想されるが、これはあくまでも自民党が分裂しないことが前提である。
現実には総裁選に敗れた河野氏が自民党を離脱すれば、分裂は避けられない。
衆議院で何人河野氏と行動を共にするかよりも参議院の動向が注目される。仮に5人以上引き連れることに成功すると、河野氏にも政界再編に参画する目が出てくるのである。社民党が不要になり、民主党も色目を使うようになるからだ。
河野氏が離脱しても、大挙して離脱者が続くとは思えないが、ことあるごとにじわじわと離脱者が増えていく可能性は大いにある。「櫛の歯が欠ける」の言葉のごとく衰勢の印象が強まり、この方が真っ二つに割れるよりも事実上のダメージは大きい。

バカウヨは河野氏が親中国派なので当然ながら毛嫌いしている。
日本の今後の展開を考えると、アメリカによる属国支配を甘受し続けるのか、中国に接近してアメリカの影響力を低下させる戦略に出るかの二者選択が考えられる。
バカウヨは創価学会や統一教会、幸福の科学等のカルト系や旧御用暴力団工作員の影響をもろに受けている。工作員の背後にはアメリカがおり、CIAが関与していることは周知の事実である。日本の無知な大衆を洗脳して属国支配を続けることがCIAの目的である。
アメリカ自体、国民は洗脳されている。洗脳しているのは巨大財閥である。茶番の2大政党制に不満を漏らさないのが洗脳の証拠である。

私が思うに、日本国において最大の国賊は第二次大戦で敗北に導いた当時の指導者連中である。今日の屈辱的な状況の元凶は奴らにあったことは明らかだ。調べれば調べるほど腹が立ってくる。国民を死地に追いやり、その間自分たちは利権争いをしていたのである。
国賊どものうち半分は処刑されたが、残り半分は生き残りアメリカの走狗になった。おそらく彼らは戦前からアメリカに内通しており、内部で攪乱工作をしていたのだろう。
そう考えれば不自然な開戦事情も納得がいく。現在の自民党の中核に位置している連中はその内通者やその子分の世襲議員どもである。文字通りの「売国奴」である。

ソ連崩壊後、アメリカは中国を仮想敵国と位置づけている。現段階ではその位置づけが完成していないので、「テロとの戦い」などと称してお茶を濁しているが、今後は旗幟を鮮明にしてくるだろう。アメリカの支配者のおつむの構造も単純である。対立構造を作って軍事力で儲ける馬鹿の一つ覚えなのである。軍事支配が容易になるメリットもあるが…。

日本が中国に接近するのは、アメリカのくびきから逃れるための唯一に等しい選択手段なのだが、「日本がアメリカの子分でいいか、中国の子分がいいか?」と質問されたら選択の余地がないのも事実である。

現在の中国の実態ではパートナーとしては問題外である。中国政府がもう少し賢くなってグローバルな視点に立てば少しは状況が変わるのかもしれないが、CIAは中国でも盛んに活動しているのである。

こんな現状なので、中国には見切りを付けてインドに接近する流れもある。しかし、インドを中国に対抗させるためには相当のてこ入れが必要である。既に日本はその体力を失ったと見るべきだろう。

「経済力を背景に独立を果たすもくろみはもう瓦解してしまった」と私は見ているが、唯一残された手段は綱渡り的外交手腕である。

えっ、「もっと望みがない」ですか?
日本に大政治家は出現しないですからねえ。一か八か小沢氏に賭けるしかないのかな?


記事が面白いと思ったら下のリンクをクリックしてくだされ!! 
<(_ _)>
→人気blogRanking

→FC2 Blog Ranking

0 件のコメント: