2009年9月8日火曜日

鳩山幸夫人UFO金星拉致事件の真相を追う



鳩山幸次期首相夫人のUFO金星拉致事件が世界中のマスコミにスクープとして紹介されている。

ニュースの発信源はロイターだった。

Japan's new first lady says rode UFO to Venus

≪日本の次の首相は「宇宙人」と愛称で呼ばれるかもしれない。しかし、別世界への遭遇経験を持ったと主張しているのは彼の妻である。

「もう二十年くらい前のことですが、自分としては、肉体が眠っている間に、魂が三角形のUFOに乗って金星に行って来たと思っています。」と鳩山次期首相夫人が昨年出版された本の中で書いている。

「ものすごくきれいなところで、緑がいっぱいでした」

鳩山由紀夫氏は、日曜日に行われた選挙で彼の所属する民主党が与党自由民主党に対して圧倒的勝利したのを受けて、9月16日に首相として指名される予定である。

幸夫人(66)は「私が出あった世にも不思議な出来事」とタイトルをつけられた本に、地球圏外の経験(それは約20年前に起こったと彼女は言っている)について記述している。

彼女が目覚めたとき、前の夫に金星に行ったことを伝えた。しかし前の夫は、「そんなの夢に決まっているだろう」と彼女に告げた。

「私の現在の夫は(前の夫とは)異なる思考回路を持っています」と彼女は書いている。 「彼は、『ああ、よかったね』と絶対言うでしょう。」

鳩山(元首相の裕福な孫)(62)幸雄氏は以前、その独特の目の形から「宇宙人」と愛称で呼ばれていた。

宝塚歌劇団という全員女性のミュージカル劇グループの中で6年過ごし、料理家としても著名だった幸夫人。 彼女はアメリカに滞在中に留学中だった幸雄氏に出会った。≫


この記事が元ネタとなって、各国のマスコミが尾ひれを付けておもしろおかしく報道したのである。

I have been abducted by aliens, says Japan's first lady

鳩山幸「前世でトムクルーズに会った。UFOにも乗った。夫は宇宙人」

このネタは毎日新聞でも派手に取り上げている。

鳩山幸さん:外国メディア 奇抜さ注目も変化象徴と好意的

≪鳩山由紀夫民主党代表の妻幸さん 鳩山由紀夫民主党代表の妻幸(みゆき)さん(66)の「金星に行った」「トム・クルーズは前世で日本人だった」といった発言が海外メディアに注目されている。奇抜さを強調する記事も多いが、4日付の英タイムズ紙は「日本が『自分らしさ』を大切にする社会に変わりつつある」と好意的に論評した。≫

「好意的」というのは毎日さんの民主へのゴマスリか?

≪また、09年5月に放映されたテレビ東京の対談番組「美女放談」で「言ったもの勝ちですから適当に聞いといて」と断り、米俳優トム・クルーズ氏について「私は前世で彼が日本人だったというのを知っているんです。私は彼と一緒だった」と語っていた。≫

ああ、こいつですね。

鳩山幸さん 対談番組より-2 ハリウッドの夢/トム・クルーズと前世で?

夫人も宇宙人 『太陽ちぎって食べた』鳩山幸さん

≪米メディアで日本の民主党による政権交代が話題となる中、近く「ファーストレディー」となる鳩山由紀夫代表の妻・幸さんの「奇人ぶり」にも関心が集まっている。

CNNテレビは四日、幸さんが出演したトーク番組を引用しつつ、幸さんの「超常現象発言」を特集。幸さんが、人気俳優トム・クルーズさんを主役に起用したハリウッド映画を製作する夢を語った後、その理由として「彼は前世は日本人で、私は会ったことがある」と述べたことを紹介。同じ番組で、夫とともに太陽をちぎって食べていることを身ぶりを交えて説明している様子も放映した。≫


鳩山氏も太陽をちぎって食べる習性があるようだ。

一般的に、鳩山幸夫人のような思想の持ち主はサイエントロジストと呼ばれている。(鳩山幸夫人が肯定するかは知らないけど…)

サイエントロジスト

あっ、トム・クルーズ氏の名前もありますね。
前世日本人説も彼なら否定しないかも。

サイエントロジー

気になるのはサイエントロジーとフリーメイソンとの関係である。実はまだ調査中で両者の因果関係は不明である。

統一教会のように営利目的で他の団体へ偽装することも考えられる。

更に気になるのはあの江原啓之氏との関係である。

鳩山夫人、“スピリチュアル”江原啓之氏と一緒に旅行。「気の電池が充電されていく!!」

私個人の感想では江原氏はインチキくさいんだけどなあ。

鳩山幸夫人が金星に行った件に関しては、本人がそう思っているのなら、それは本人の自由である。特に否定する根拠もない。太陽をちぎって食べるのも安上がりな健康法である。

宇宙人が存在しない根拠もないし、死んだ後あの世があるのかも誰も判らない。推測の域に過ぎないことを、肯定しても否定しても意味がないのである。
鳩山幸夫人が「行った」と主張している「金星」について、現在知られている金星の情報とは一致しないが、例によってNASAが事実を隠蔽して偽情報を流しているという説を完全には否定できない。NASAによる隠蔽自体は事実だからだ。金星に関しては知らないけど…。
「鳩山幸夫人が宇宙人に嘘をつかれて、金星以外の星に連れて行かれた」とも解釈できる。金星自体にまだ知られていないオアシスが存在する可能性もある。鳩山幸夫人が行った金星は異次元の「霊的金星」だったのかもしれない。

この手のスピリチュアル系に関しても、宗教行為をやっている人なら、五十歩百歩である。

初詣に毎年出かけお彼岸に墓参りしている人が「前世でトム・クルーズに会った」ことを嗤う資格はない。世界中で「神」の存在を信じている人は見かけ上は大半である。日本人もその大半は何らかの宗教団体に所属している。

何やら得体の知れないものを漠然と「神」と感じるより、「神は宇宙人のことで、人類は宇宙人に創生された」と解する方がある意味では合理的である。「地球上の環境で生命が発生するのは不可能」というのが科学の常識なのだ。(一般人には教えられてないが…)

現段階での鳩山幸夫人への評価は「かなりユニークなおもしろい人」でいいのではないだろうか?


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