2009年10月22日木曜日

日本医師会断腸の決断!「さらば自民」民主に屈服


かつて自民党を支えた3大利権圧力団体は、「経団連」「日本医師会」「農協」だった。

この中で、一番変わり身が早かったのは「経団連」で、まだ自民党政権下であった内から民主党支持に変更してしまった。
同じお医者さんでも「日本歯科医師会」は早々に民主党支持を表明している。散々日本医師会から虐めを受けていた身としては、もたついている日本医師会を出し抜くために一矢を報いたかったのだろう。
余談だが、私は歯科医を準医師に昇格させる案に賛成である。歯科医はコンビニよりも多いと言われており、余りすぎて困っている。一方で医者不足は深刻だ。そこで、歯科医にも簡単な医療行為を認めさせて医師の負担を軽くすれば、この問題は一気に片付くのである。
歯科医が診察して手に負えなければ専門医に回せばいいだけのことだ。

勿論、こんな案には日本医師会は猛反対している。儲けが減ることを危惧しているのである。

日本医師会がなかなか民主党支持に移行できなかった背景には、それまでのあまりにも酷い自民党との癒着関係があるからだ。まさに一心同体だった。

民主党は当初から日本医師会を「敵」として攻撃対象にしていた。

診療報酬改定全面見直しへ 医師会の影響排除

兵糧攻め作戦である。日本医師会は今まで権力に荷担することによって利権を得ていた。その構造が破綻すれば、利権団体としての存亡の危機に追い込まれる。

日本医師会の政治団体「自民支持」を解消

解消といっても、現会長は自民党べったりの御仁だったし、参議院議員も自民党に送り込んでいる。
その参議院議員が民主党に鞍替えすれば話は早いのだが、そこまでやれるかは疑問である。

自民党も日本医師会に日参して足下にすがりついて離れない。もはや粗大ゴミでしかない野党風情を蹴飛ばす勇気があるか?

蹴飛ばしたら、自民党も開き直って今までのやばい関係を暴露するかもしれない。日本医師会も自民党の弱みを握っているが、暴露合戦になった場合、損害が大きいのは日本医師会の側である。自民党はもう失うものがあまりない。

「親民主」の茨城医師会長が日医会長選に出馬を表明

寝返って民主党に忠誠を示すためには、親分の首を差し出す必要があるのだが、次期会長候補が茨城県医師会の人では、日本医師会もまだ本気にはなっていないな。

ところで、農協さんは今のところ目立った動きがない。やっぱ、ほのぼのとしてますなあ。


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