2009年10月29日木曜日

岡田外相が「2ちゃんねる」に削除要請した「金曜夜プレ懇」の内容


岡田外相が「2ちゃんねる」に削除要請したことについて世間で話題になっている。自民党時代にはあまりなかった話である。
この程度で訴えられたとしたら、安倍ちゃんや麻生さんはどうなってしまうのだろうか?

麻生氏が首相時代にブログや2ちゃんねるで書き込まれた批判はそれは酷いものだった。心ない連中がおもしろがって「アホウ首相」などと揶揄していた。

さて、今回岡田氏が頭にきた記事とはどんなものだったのだろうか? 

岡田外務相が「2ちゃんねる」に削除要請したのは、「天皇陛下を中傷したという捏造?書き込み」についてだった

ということで、発端は例の「お言葉」発言である。本ブログでもネタにさせてもらったが、世の中には尾ひれを付けて書きたがるお調子者も多い。
勿論事実でないことを、さも事実のように公表することは詐害行為である。相手が公人たる政治家で私人よりもプライバシーが制限されていても、詐害行為が明らかならば告発することは可能だ。

岡田氏の公式サイトでは以下のように記載されている。

『2ちゃんねる』に対する投稿記事削除要求について

≪先般、インターネットの掲示板サイト「2ちゃんねる」に、「金曜夜プレ懇」とされる岡田克也と記者のやり取りとして、悪質極まる捏造記事が掲載されました。

このやり取りに関しては、発言内容はもとより、そのような懇談が行われていないにもかかわらず、あたかも岡田克也と記者との間に掲載されたような質疑があったかのような記事を捏造しています。

つきましては、2ちゃんねる管理者に対し、岡田克也事務所からの投稿スレッド削除要求をしたところ、参考までに以下のとおり掲載させていただきます。≫


→『2ちゃんねる』に対する投稿記事削除要求PDFファイル

岡田さん頼むからPDFは止めてください。開くのが面倒くさい。別にPDFにする必要などないでしょうが。

≪2ちゃんねる管理者様
侵害情報の通知 兼 送信防止措置の要求
あなたが管理する特定電気通信設備に掲載されている下記の情報の流通により、岡田克也の権利が侵害されたので、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」に基づき、あなたに対し当該情報の送信を防止する措置(該当箇所の削除、ならびに、このような悪意ある捏造記事を掲載した人物の特定)を講じるよう求めます。なお、「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」に基づく措置に応じない場合には、別の法的措置も検討いたします。
掲載されている場所:
? (最初のスレッド)
?(119 番目のスレッド)
ほか、該当箇所すべて掲載されている情報: 「金曜夜プレ懇」とされる岡田克也と記者とのやり取りにおいて、発言内容はもとより、そもそもこのような懇談が行われていないにもかかわらず、あたかも岡田と記者の間で、掲載の様な質疑応答があったかのような捏造記事が書き込まれた。
侵害されたとする権利:名誉毀損権利が侵害されたとする理由(被害状況など):虚偽のやり取りをあたかも存在したかのように捏造し、岡田克也の名誉および政治家としての社会的地位を著しく傷つけた。
衆議院議員 岡田克也事務所≫


岡田氏本人が中傷サイトを公表しているのだから、大勢の連中がコピーや魚拓をとって、記載内容は引用されていると思われる。

したがって、削除要求は「削除」が目的ではなく「威圧行為」と解するべきだろう。

本ブログとしても「金曜夜プレ懇」の内容を引用して貼り付けることは可能だが、まあ、しょうもない内容だし、紙幅がもったいないから省略しておきましょう。

…、こんな感じでリンク先だけ示して引用しないサイトがあると、内容が気になった御仁がアクセスして確認するので、結果として削除要請サイトのアクセス数が増えることになる。

?のスレッドは以下のタイトルだった。

≪オカラ「天皇は植木職人に」「民主党に恭順しろ」ミンス工作員のデマ文?それとも本物?2chに出回る。≫

?は

≪イオン岡田天皇陛下侮辱問題スレ≫

両方のスレッドをバカウヨが立てたことは明らかである。天皇関係でケチが付いたら鬼の首を取ったように騒ぎ立てるのはバカウヨならではだ。

「権威を背景にすれば増長行為をしても許される」と勝手に思い込んでいるのである。「愛国無罪」というやつだ。

何かしらの権威にすがりついていないと不安で仕方ないのだろう。今まで体制側にいると勝手な幻想を抱いていたのに、反体制側に回され民主党に対して恨み骨髄のバカウヨのやらかした愚行であった。

しかし、岡田氏も大人げないな。「ガス抜き」という言葉を知らないのかな。


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