2009年11月3日火曜日

早くも失速 首長選6選4敗で「4年間は衆院解散せず」鳩山首相


私は現段階では民主党を支持しているが、好きこのんでそうしているわけではない。あくまで削除式選択法の結果である。他の政党があまりにもひどすぎるので仕方ないから支持しているだけである。

その民主党は参院補選で2議席ゲットし、ますます勢いに乗ったかのような印象のだが、早くも翳りが見えてきた。

内閣支持率、10ポイント減の61%

≪鳩山内閣の支持率は61.8%と9月中旬の発足直後の前回調査に比べ10.2ポイント下落した。≫

「でもまだ、6割が支持しているんだろう?」という声もあるが…

民主、首長選は苦戦 東北・政権交代後「6戦4敗」

≪政権交代後の東北の首長選で、民主党が苦戦している。10月25日投開票の宮城県知事選では、推薦候補が自民党系現職を相手に47万票差の惨敗を喫した。同日の八戸市長選、これに先立つ9月の八幡平市長選も独自候補を擁立したが及ばず、地方組織の戦略不足と不安定な支持基盤をさらけ出した。政権交代の夏から一転、苦い秋が続いている。≫

今までの地方首長選のパターンだと田舎ほど、中央とのパイプを持っている候補の方が有利だった。政府の助成なしにはやっていけないからだ。
今回政権交代したのだから、パイプを持つのは民主党候補である。にもかかわらず、有権者は「NO」を突きつけた。これは一概に「田舎者だから時勢に疎い」とは言い切れない。
民主党の地方政策に重大な欠陥があるのだろう。

先の参院補選も、民主党勝利にもかかわらず、得票内容には芳しくないものがあったようだ。

ジワリ民主離れ? 参院補選、大差で2勝も… 出口調査 衆院選の票、2割が流出

≪25日に開票された参院統一補選(神奈川、静岡両選挙区)は、民主党が2選挙区とも自民党候補を大差で破り、政権与党の力を見せつけた。だが、同日に行われた地方選挙や、両補選の出口調査には「?」の数字が並んだ。民主党の勢いは本当に続いているのか、それとも政権交代の熱狂が冷め、「民主離れ」がジワリと進んでいるのか-。≫

サンケイさんは「ナンミョウ票が影響を与えている」と分析しているが、それだけではないだろう。
民主党が衆院選で大勝しすぎてしまったために、庶民が逆に警戒し出したのかもしれない。

尤も、衆院選がアメリカの指令によるヤラセ選挙(不正選挙という意味)だったとすると、今回の一連の地方選挙には「アメリカの息がそれほどかかっていなかった」と言う解釈も成り立つ。

しかし、なんだかんだ言っても、獲ってしまえばこちらのもの。

4年間は衆院解散せず=鳩山首相が示唆-衆院予算委

何やら小泉郵政選挙と同じパターンになりそうな雰囲気である。


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