2009年11月8日日曜日

民主党政権 沖ノ鳥島に「港」建設で中国の「岩」主張に対抗 無策自民党とは大違い



民主党政権は、日本最南端の沖ノ鳥島に港湾施設を設ける方針を決めた。平成22年度予算に必要経費を計上し、調査や設計に着手する。沖ノ鳥島周辺にはレアメタル(希少金属)などの海底資源が存在するとみられているが、中国政府は排他的経済水域(EEZ=海岸から約370キロ)を設定できない「岩」だと主張している。政府は沖ノ鳥島に調査・開発などの経済活動の拠点を設けることで「島」であることを内外に示す構えだ。

この計画が実現すれば沖ノ鳥島は事実上有人島になる。

沖ノ鳥島に「港」建設へ 中国の「岩」主張に対抗

沖ノ鳥島をめぐっては中国が今年8月、大陸棚拡張を協議する国連大陸棚限界委員会で「人の居住または経済的生活を維持できない岩」と認定するよう嫌がらせをしかけてきた。現在、日本は沖ノ鳥島の存在により、島周囲に国土面積(約38万平方キロ)を上回る約40万平方キロのEEZを設定し、資源開発や漁業などの経済活動に関して主権的な権利を行使できる。これが「岩」とみなされると、EEZは設定できず、日本の権益は島を中心に半径約22キロ(約1500平方キロ)の領海だけに制限されてしまう。

沖ノ鳥島の経済活動拠点としての価値や安全保障上の意義は大きいにもかかわらず、自民党政権下では、昭和63年に消波ブロック設置とコンクリート護岸工事、チタン合金の金網保護による応急措置、平成19年に灯台を設置する程度の対策でお茶を濁し、中国につけいられる余地を与えてしまった。

前原誠司国交相は野党時代から「中国が沖ノ鳥島とその排他的経済水域の実効支配を試みる可能性が否定できない」と繰り返してきた。

更には空港も開設して軍事基地化するのが上策だろう。普天間基地の移転先に沖ノ鳥島という案も悪くはない。アメリカは反発するだろうが…。

沖ノ鳥島

海上保安レポート


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