2009年11月18日水曜日

オバマ大統領の両陛下への90度「お辞儀」問題



結論的には相手が失礼と感じない挨拶ならば問題ではない。勿論、特定のしきたりを優先しなければいけない場合はその限りではないが…。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉があるように、アメリカにもオバマ大統領に反感を抱いている連中は多い。その一挙手一投足が総て気にくわないのだろう。

オバマ大統領の両陛下への「お辞儀」、米で波紋

≪ FOXテレビは15日、オバマ大統領のお辞儀の場面と、2年前に当時のチェイニー副大統領が天皇陛下との面会で頭を下げずに握手する映像を比較。その上で、オバマ氏の今回の行動は「大統領として適切ではない」などと批判した。

また、ロサンゼルス・タイムズ紙のウェブサイトは、今回の皇居訪問の際の写真と、オバマ大統領が4月にロンドンでの国際会議で会ったサウジアラビアのアブドラ国王に深く頭を下げたように見える写真を掲載して、「新しい米国大統領は、世界の王室にどこまで低姿勢で行くのか」と皮肉った。≫


あっ、このネタを蒸し返したんですね。

オバマ大統領がサウジ国王に“お辞儀”? 米保守派から疑問の声

このお辞儀に関しては中国も騒いでいる。お辞儀にこだわる国民性なので一家言あるようだ。

【中国ブログ】オバマ大統領が天皇陛下に「直角のおじぎ」を披露

「何やらオバマ大統領に戦略があるのではないか?」と勘ぐっている意見もある。

陛下にオバマ「90度おじぎ」 日本への気遣い戦略なのか

アメリカ人は全般に王侯貴族に対して根深いコンプレックスを持っていることが知られているが、私の見る限り、オバマ大統領のお辞儀に深い意味はなさそうである。日本式のお辞儀を伝授され、それに従ったまでだろう。ホスト国の慣習を尊重するのは礼法としてはかなっている。お辞儀しながら握手をするのは明らかに変だが、まあ目を瞑りましょう。

しかし、周りがあまりにも騒げば、次回からは挨拶のスタイルを改めるかもしれない。

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