2010年1月5日火曜日

ロシア ウオツカを倍額に値上げで3度目のロシア革命勃発か?

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私は日頃健康に気を遣っている方だが、いささかショッキングな情報を仕入れた。
酒を飲み続けていると脳が萎縮してしまうと言うのである。こんなこと識者には常識だったみたいだが、うかつにも私は失念していた。
ここのところ毎日大酒を食らっていたから、ヤバいなあ。

ウオツカを倍額に値上げ ロシア「飲酒癖は国家的脅威」

日本でウオツカといっても、せいぜいカクテルの素材としてくらいにしか利用されていない。
しかし、ロシアでは最も愛飲されている酒である。

≪ロシアで1日、ウオツカの最低小売価格を0.5リットルあたり89ルーブル(約273円)とする庁令が発効した。これは従来、ロシアで普及していた最も安いウオツカのほぼ2倍にあたる価格。メドベージェフ大統領はロシア人の飲酒癖を「国家的脅威」として節酒政策に乗り出しており、ウオツカの最低価格導入もその一環とされている。≫

ロシアでこんな政令を出して、「革命が起きないだろうか?」と、いささか心配である。

ゴルバチョフ政権時にも一度節酒法が試みられたらしい。結局それがソ連崩壊につながってしまったようだ。

ロシアのような極寒の地では高アルコール度の酒は暖房手段として有効なのだろう。しかし、過度のアルコール依存が災いしてロシア人の健康をむしばんでいるのも事実である。

2006年のロシアの平均寿命は女72歳に対し男は59歳とのことである。 酒が寿命を縮めてるのは確実だ。

ロシア人と酒の深~い関係 買えない人はどうする?

≪露ガゼータ紙は09年12月11日付で、アルコール問題の大型特集を組んだ。それによると、ロシア人は化粧水のほか、浴槽やガラスの汚れを取る薬品類など、アルコールが入っていれば何でも飲んでしまう。03-04年に西部イジェフスクで専門家が行った調査によると、25-54歳の男性の死因の42%がアルコールの乱用だった。飲料に適さないアルコールを飲んで重い中毒にかかった人も少なくなかった。「金がなければ買わずに飲む」のがロシア流、ということか。≫

いやはや、すさまじいばかりのアルコール依存度である。脳が萎縮する以前の問題であるようだ。政府が節酒法を出したくなるのも道理だ。
危険な異物を飲むのを避けるためには安全な安酒を供給するのも方策だろうが、そうすると飲んだくれが急増して生産効率が低下するのは火を見るより明らかだ。

ロシアの貧乏人は毎日解氷スプレーで乾杯しているのだろうか?


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