2010年1月10日日曜日

身体障害者専用風俗嬢


性欲は誰にでもある。知的障害者や身体障害者に対する対応で性処理の問題は重大であるにもかかわらず、これまでは意図的に避けられてきた。
性行為は個人的な問題であり、福祉関連が関与するのがためらわれたのである。

アダルトビデオでも、看護師ものや女医ものは定番だが、長期に入院している患者にとって、病院内での性処理は深刻な問題なのだ。「可愛い看護師さんが手助けしてくれたらどれほどありがたいことか」と思ったことのある患者も多いことだろう。実際に患者による看護師に対するセクハラ事件は数多く報告されている。

患者からの院内暴力・セクハラを受けたことがある?

いや、失礼。どうも男性の目線に立って話を進めてしまったが、女性の患者でも当然性欲の処理に困っているはずだ。

医療機関も、医師や看護師以外に様々な医療技術者が活躍するようになったが、性処理担当の専門職があっても悪くはないだろう。

異性と触れ合い求め

この記事では重度の脳性麻痺で40代の男性が月に2度風俗嬢のサービスを受ける内容が紹介されている。

朝日新聞にしてはまともな記事である。

身体障害者同士が結婚する事例もあるが、障害を持つと異性とつきあう機会は大幅に減ってしまう。
この男性の場合も自費で風俗嬢を「買って」いるのである。ある程度資産のある障害者ならばこのようなことも可能だが、ほとんどの障害者は生活苦でそれどころではないはずだ。

長期入院患者や身体障害者が性的サービスを受けるのに医療保険が適用されればよろしいのだが、残念ながら大方の日本人はそのような発想を受け入れないだろう。

ということは、残された道はボランティアしかないのだろうか?

精液を採取する目的で、看護師が男性の性器を手で刺激することは実際に行われているが、看護師の中で性処理専門の国家資格を新たに制定するのも一つの方策である。(これも平均的日本人の発想では無理だけど…)

ともかく、この問題は重要なので、長妻厚労相には是非とも真剣に検討してもらいたいものである。


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