2010年1月11日月曜日

オーストラリアがシー・シェパードを支援した理由は南極の領有権主張だった!



オーストラリア政府が環境ゴロ集団であるシー・シェパードに露骨に荷担する姿勢に対して、オーストラリア国内からも疑問視する声が高まってきた。

過激派シー・シェパード、豪でも反感高まる

オーストラリア政府が強行しているジャパンバッシングの背景には、欲求不満の固まりである白人底辺層へのスケープゴート作戦という思惑があることは確かだが、実際に税金を納めている連中は対日関係の悪化を恐れているようだ。

政府がまともなら、選挙の票以外に全く取り柄のない底辺層に必要以上のリップサービスをする愚は犯さないはずなのだが、あえて強行しているのにはそれなりの訳があった。

それは南極領有権問題である。何と!オーストラリアは図々しくも南極半分の領有を主張しているのだ。

オーストラリア南極領土

オーストラリアも一応南極条約には締約しているが、領有権を放棄したわけではない。

南極条約

オーストラリア以外でも南極領土を主張している国は多い。

南極における領有権主張の一覧

要するに、今回の衝突事故は、オーストラリアが勝手に設定している排他的経済水域付近で起こした事件なので、「けしからん」というわけだ。

「俺の海で勝手に鯨を盗るな」
これがオーストラリアの本音である。

ほとんど竹島問題と似たような側面のある事案である。(スケールはだいぶ違うけど…)

日本もかつては南極の領有権を主張していたが、太平洋戦争で負けたため海外領土は総て放棄してしまった。

オーストラリアの一部知識人は、この問題に絡んであまり強硬な態度に出ると、「南極領有権が国際的に正式に否定され、やぶ蛇になってしまうのではないか」と心配しているのである。別に、彼らが親日的ということではない。


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