2010年2月1日月曜日

ロシア F22より高性能のステルス機開発に成功



ソ連崩壊以来、ロシアの軍事力は過小評価されていたが、意外なところで頑張っているものだ。
自衛隊が買う買わないで騒いでいるステルス機だが、ロシアは自主開発してしまった。

ロシア初のステルス戦闘機がお目見え、試験飛行も成功! 米機F22ラプターを上回る時速2600km

≪レーダーに捕らえられにくいステルス性に優れ、複数の標的を同時に攻撃できる。最高速度は時速2600キロで、F22より100キロ速いという。
飛行距離は5500キロで、3時間20分ごとの燃料補給で長時間の飛行が可能とされる。 ≫


アメリカがF22を売り惜しんでいるだけに、強力なライバルが出現してしまったことになる。アメリカの軍事産業にとっては大きな痛手である。殿様商売ができなくなったからだ。
おそらくロシア機の方がF22よりだいぶ格安だろう。
景気のいい中国あたりが大量発注すれば、日米は日本近海の制空権を失う危機に直面する。

尤も、有人戦闘機は既に時代遅れという観もあり、アメリカが有人機の開発に熱心でないのもそれが影響している。
無人機ならば、もっと高性能で安上がりに作れるのである。
一時、ミサイルが急激に普及したころ、戦闘機無用論が浮上した。しかし、ベトナム戦争等でドッグファイトが戦術的に有効なことが判り、戦闘機無用論は下火になったが、最近のコンピュータ制御技術の進歩で、今度こそ有人戦闘機は無用の長物になりそうだ。有人ならば100億円かかる機体が、無人なら8億円で済むという試算もある。それに、人命に関わらないので、気楽に特攻できるメリットもある。

しかし、「戦闘機には人が乗るものだ」というイメージが頑迷な権力者の間では結構根強いので、まだ商売になるのだ。
ネットで情報が取れるにもかかわらず、読みもしないのに新聞を購読しているのと似ている。
この戦闘機、ロシアが自国に配備するかは疑問である。

(動画)Russia Tests 5th Generation Fighter Jet

(元記事)ロシア次世代戦闘機が試験飛行 米ステルスのライバル


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