2010年3月22日月曜日

頑張れ民主党・仙谷大臣!「日本の医師免許なくても診療OKに」



日本が衰退した3大汚点は、天下り、土建議員、それと日本医師会である。世界で日本ほど医者が威張り腐っている国は他に例がない。

介護事業などでも医者が大きな顔をしてやりたい放題である。不遜な医者の振る舞いの前に涙した医療関係者も多いことだろう。

勿論、何事も個人差である。敬服に値する医者も数多くいる。私も死病を患い、名医に助けられた経験がある。

いざ病気になったら、頼りになるのはやはり医者しかいないのである。
しかし、欲の突っ張った医者、態度の横柄な医者、アホな医者もいっぱいいる。

実力に比べて、医者になる敷居が高すぎるのも問題である。
自民党政権下での最大の罪悪は日本を世襲社会にしてしまった点にある。そのおかげで、社会が硬直化し閉塞感に満ちてしまったのである。
自民党議員自身が世襲議員なので、当然の成り行きではあったが…。

とにかく、金がないと医学部に行けない。金があるのは医者。こんなふざけた論理がまかり通ってしまっては国家が衰退するのも当然である。

他の利権団体は大体民主党になびいたのだが、自民党のパトロンであった医師会はゴタゴタした挙げ句、民主党支持を打ち出せないでいる。
それだけ自民党とどっぷり漬かり合っていたのである。

自民党は現在解党の危機に直面している。その最大原因は資金不足である。利権政党である自民党の存在意義は金を動かすことであるから、肝心の金が入ってこなければ、燃料不足でエンストしてしまうのである。

自民党としては、今医師会に見限られたら、参議院選に惨敗してしまう。したがって、クリンチ、ネッキング作戦で医師会に抱きついている。今までの経緯があって、医師会としても無碍にはできないでいる。

しかし、地方レベルでは続々と本部に反旗を翻しており、茨城に始まった造反は、遂にシンキローのお膝元でも勃発してしまった。もはや収拾がつかない状況になっている。

同じ医療団体でも歯科医師会は寝返るのが早かった。民主党有利と見るや、あっという間に民主党支持を打ち出した。そのせいか小沢氏の覚えもめでたく、民主党政権は歯医者さんに優遇政策を連発している。

歯医者さん達はどうして、いとも簡単に民主党に寝返ったのか?
理由は簡単である。歯医者さんの医者に対する憎悪は想像を絶するほど深いのである。

医者の歯医者に対する差別たるや、被差別部落の比ではない。部落解放同盟みたいな圧力団体が暴れることもできないので、歯医者さん達はひたすら医者の横暴に耐えていたのである。

何せお医者さんには国家権力が控えていたので、歯医者さんはひたすら我慢するしかなかったのである。

日本にもインドのカーストみたいなものが存在する。病院である。病院はカースト制度によって成り立っていると言っていい。

更に大学病院などでは医者の中にもひどいカーストが存在して、そのヒエラルキーたるやインド人もびっくりである。

病院で言えば、薬剤師も医者に対して相当頭に来ていることだろう。薬剤師の資格も簡単になれるものではない。苦労して薬剤師になり、病院に勤めたのに、威張り腐った医者にいじめられてやる気をなくしている連中も多い。

仙谷大臣、日本の医師免許が無い外国の医師でも診療が行えるように制度改正を検討

これは、「医師会に対する露骨な嫌がらせ」と見ていいだろう。
政権獲得以来、想像していたとおりではあるが、ろくでもない政策しか頭に浮かばなかった民主党の連中だが、医師会から利権を奪う今回の政策は大いに結構である。

医者不足などと言うが、歯医者を医者に認定してしまえば簡単に解決してしまう。無医村問題も深刻だが、失業してホームレスになっている歯医者さんを見つけて赴任してもらうのも方策である。医者不足とは裏腹に、歯医者は多すぎて共倒れが相次いでいる。歯医者の失業対策もかねて一石二鳥だ。

一般的な医療行為程度ならば、その気になれば私でもできる。歯医者ならば私よりは医学知識もあるだろう。診断できないような難しい症例に行き当たったならば、その時は専門医に回せばいいのである。

それにしても2ちゃんねるの医者ネタは民主党を罵倒する書き込みが多いな。バカウヨの手によるものだが、工作員臭いのが多い。
彼らへの金の出所も判ろうというものである。



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