2010年4月5日月曜日

仙台市教委の英断? 学校給食で牛乳の代わりにお茶を提供



食事の後にはお茶を飲むのが日本人には当たり前の習慣であるが、何故か学校給食ではそれができず、代わりに牛乳が出されていた。

戦後学校給食が再開されて以来の習慣なので、ほとんどの日本人がそれに慣らされてしまい、違和感を覚える人も少ないと思われるが、改めて考えれば変な習慣である。

学校給食に牛乳が出されるようになった経緯は、以下のサイトに詳しい。(ただし、牛乳に対する敵意が露骨なので、その点は割り引いて読む必要があるかも…)

牛乳が子どもの体と心を蝕む

≪日本で盛んに牛乳が飲まれるようになったのは、戦後である。GHQ(連合国軍総司令部)の要望で、牛乳・乳製品などの動物性食品の消費促進が推進された。保健所での栄養指導や、病院での粉ミルク育児の指導、テレビ、ラジオ、新聞などでも牛乳普及を促進する報道がなされた。昭和20~27年の占領期間中、保健所に勤めることのできた栄養士の条件は、乳業の専従栄養士だった。昭和23年には「母子手帳」を乳業メーカーに作らせ、「牛乳(粉ミルク)を飲ませるように」と明記し、カバーには森永乳業、雪印乳業、明治乳業などのコマーシャルが載っていた。いかに行政と乳業界が癒着し、牛乳の普及に努めていたのかが良くわかる。

 昭和33年に学校給食に牛乳が登場するようになってから、加速度的に牛乳の消費量が増えていった。乳業界にとって学校給食は3兆円産業の食材市場であり、乳業界は校長などの天下り先となり、批判する者は飛ばされた。保健所も学校も、政府の経済優先の政策に乗せられた。薬害エイズ事件にしろ、狂牛病問題にしろ、行政を信用できないことが多すぎる。≫


この後の記述は「牛乳を飲ませる奴は悪人で、飲む奴は馬鹿だ」式の論法に終始しているので割愛するが、学校給食に牛乳を飲ませるようになった経緯の記載は正しい。
むしろ遠慮しているくらいである。

学校給食は子供の身体に重大な影響を与えるので、安全性には十分な配慮がなされているように勘違いしているおめでたい連中も多いが、実態は真逆である。

学校給食には長い間パンが配給されていたが、その理由は、「日本人の栄養状態を改善する」とか言うこじつけのもと、アメリカで過剰生産されていた作物のはけ口として日本に押し売りしていたのである。

引き取り手のない粗悪な小麦粉の処分先として、日本の小学生の胃袋が当てつけられていた。

周知のごとく、輸入穀類は農薬まみれである。船で運ぶからだ。船で運ぶとネズミやゴキブリの心配をしなければならないから、殺鼠剤や殺虫剤をぶちまけることになる。黴が生えると毒になるので防かび剤もぶち込む。細菌やウイルス向けの消毒もする。
果実などは果皮に農薬をコーティングするのだが、(だから、皮付きの輸入果実をそのまま食べる奴は馬鹿である。例としてはレモンの輪切りの入った紅茶。最悪がアメリカンチェリーだ。皮をむいて食べれば別だが…。マーマレードを作る奴は馬鹿を通り越して気、もとい精神異常者である)穀類の場合は何と!農薬の粉末をそのまま塗すのである。
だから穀類の場合も、表面がやばいのである。
小麦を製粉する際に、当然、表面部と芯部では品質が違って来るのは言うまでもない。芯部は高級品として売られるが、表面部の粉は最低級品として商品にもならず、そのまま学校給食に回されるのである。
団塊の世代に頭のおかしい連中が多いのは、学校給食のパンに脳を破壊されたからだろう。
その後遺症で子供はクレーマーやモンペになり、孫は自閉症や多動児になったのである。

ララ物資

敗戦直後、日本は深刻な食糧危機に陥っていたが、この時アメリカの篤志家が日本救済に立ち上がった。その時送られてきたのが脱脂粉乳である。脱脂粉乳はバターを作った後に残る残存物を乾燥化させたである。オカラみたいなものだから値段は安価だ。

アメリカの援助物資であった農薬パンと脱脂粉乳は、日本人を飢餓から救ったのは事実だったが、パンに対する味覚音痴で、「美味しい」とむさぼり食った団塊の世代も、脱脂粉乳はさすがに不味くて飲めず、そっと窓から捨てていた。当時の児童の間では「豚の餌」という噂が流布していたが、本当に豚の餌としても使用されていた。極めて不味い代物だったが、毒性に関しては現在では調べようがない。生理的に受け付けなかったのだから、毒性は高かったと判断していいだろう。

その後高度成長時代に突入した日本は学校給食を脱脂粉乳から牛乳に切り替えた。この時止めてしまえば良かったのだが、アメリカに命令でもされていたのだろうか、お茶の代わりに牛乳時代に突入したのである。

団塊の世代の諸兄から当時の牛乳の味について尋ねたところ、「ムチャクチャ不味かった」という回答を多く諸兄いただいた。
市販の牛乳に較べて、「臭くて水っぽかった」と証言している。

さすがに牛乳はアメリカに押しつけられたものではないが、粗悪品を児童に飲ませていたのである。子供の健康に対してこれだけ無頓着な国も文明国としては珍しい。

「牛乳が子どもの体と心を蝕む」の管理人も指摘しているように、行政が地元の悪徳農協と癒着していたのだろう。

乳牛といえば、広大な牧場に放し飼いされた牛が、のんびり牧草をはんでいるイメージを思い浮かべるが、そんな光景は日本では北海道か九州のせいぜい一部くらいである。
実際の乳牛は、狭い飼育舎に密集して飼われている。ほとんど運動などさせてもらえず、糞尿まみれである場合が多い。
餌も合成飼料で輸入物である。残留農薬に関しては人間の基準よりも遙かに甘いことは言うまでもない。
更に、死なれたら困るので乳牛は薬物漬けである。

牛乳の事情は現在もそう代わり映えしない。牛肉に関しても飼育事情は同様である。

諸兄が田舎に住んでおり、牧場以外で牛を飼育しているところが近くにあったら、一度見物に行くといい。その後、牛乳を飲んだり国産牛肉を食べたりするかを判断すればいい。

「給食、牛乳が飲めない…お茶がいい!」の声受け、お茶提供へ→すでに200人以上から申し込み…仙台市教委

というわけで、学校給食はお茶で充分。

≪麦茶かほうじ茶のいずれかを牛乳と 同程度の1本42円で提供することにした。≫

仙台市教委は紙パックの製品を配るつもりのようだが、何やら業者と癒着している観もある。お茶に42円はボッタクリだ。安い番茶を買ってきて、お湯を沸かして茶こしで飲ませれば、1人あたり5円もかからないだろう。



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