2010年4月17日土曜日

朝鮮・中国紙並み!ワシントンポストに見るアメリカマスコミの低レベルぶり


日本のマスコミの質が悪いことは今更言うまでもないが、中国や朝鮮の新聞を読むと、怒りや嗤いを通り越してその下手さ加減に憐れを感じる。
ところで、アメリカのマスコミを見ると、さすがに北朝鮮と比較しては気の毒か?

今回のワシントンポストは韓国の中央日報レベルの低水準である。我が国の朝日・読売・毎日よりも程度が低い。

「一国の首相に失礼だ」 藤崎駐米大使が米紙のコラムに不快感

平野官房長官も不快感を表明している。
両者とも抗議をする予定はないようだが、そんなことをしたらかえってみっともないことは言うまでもない。

それではワシントンポストがどんなお馬鹿記事を書いたか見分してみよう。

「金持ち息子の鳩山首相、日に日に頭がおかしくなってる。哀れ」「政府高官は"鳩山首相=ルーピー"評価」…米紙

≪核安全保障サミットの夕食会の場で、オバマ大統領と「ある意味じっくり話ができた」と胸を張った鳩山首相だが、実際はすれ違いで、米国側が不信感を強めただけというのが真相らしい。 ≫

これは客観的事実だな。

≪わずか10分間の会談の中で、オバマ大統領が鳩山首相に対して「きちんと責任を取れるのか」と発言したとも報じられている。 ≫

これも本当だろうな。会談したと言うより「どやした」という感じだ。

≪米高級紙のワシントン・ポストは4月14日の紙面で、「サミットの首脳の中では胡錦涛が一番だった」と題したコラムを掲載。著名なコラムニストのアル・カメン氏が執筆したもので、サミットに集まった 各国首脳36人を「勝者」と「敗者」に分けて論じている。記事では、オバマ大統領と90分間も会談した中国の胡錦涛国家主席を、勝者の筆頭格と評価。胡錦涛主席以外にも、ヨルダンのアブドラ国王、マレーシアのラザブ首相、ウクライナのヤヌコビッチ大統領、アルメニアのサルキシャン大統領、ナイジェリアのジョナサン大統領代行、エジプトのアブルゲイト外相が、オバマ大統領との個別会談を行うことができたとして「勝者」として紹介された。 ≫

ここがこの記事のすごいところである。いくらコラムとはいえ、新聞で報道したら社説と同じである。

自国の大統領と面会「できた」のが「勝者」という価値基準を一方的に設定して「当然」と思い込んでいる神経がものすごいのである。

この段階で、この新聞に客観性は期待できない。
「核安全保障サミット」の目的がオバマ大統領と面談することではないことは言うまでもない。しかし、コラムニストも掲載したワシントンポストも勘違いしているのである。

どうせこの手のネタで記事を書くならば、オバマ氏と会談した連中の真の目的を暴露するくらいのことをやってほしかった。

「核安全保障サミット」などと称しても、これに関しては大した協約など最初から期待できず、中国マネーの動向が真の目的であったことは明白なので、オバマ氏と胡錦涛氏が長時間対談したのは当然である。何で胡錦涛氏が「勝者」なのか理解に苦しむ。もし、胡錦涛氏が「勝者」ならば、敗者は対戦相手のオバマ氏のはずである。

今回のサミットのメインは中国であったと仮定すれば、胡錦涛氏が真っ先に会談したのは鳩山氏であり、両国の連携ぶりがうかがえる。

今回のワシントンポスト記事は、実際の会議の内容を隠蔽する目的があったものと思われる。


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