2010年5月5日水曜日

普天間問題でアメリカに騙された鳩山政権 もう安保廃止しか策はない


八方美人の対応をした鳩山首相は、内外から激しい批判を浴びて四面楚歌状態に陥っている。多くの国民が鳩山首相の間抜けぶりに呆れていることだろう。私も呆れているが、間抜けぶりに関する解釈はマスコミやバカウヨと私とでは大きく異なる。

【普天間】「恥を知れ、恥を!」「良心はないのか!」 鳩山首相、激しい怒号を浴び、住民に詰め寄られる場面も

当初県外移転をほのめかしていた鳩山首相であったが、結果的には自民党案と大差ない幕引きになりそうだ。

ここに至って鳩山首相は「北東アジアへの抑止力」などと言い出した。
これは日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国が頻繁に挑発行為をしていることを意味している。残念ながら海上自衛隊では対中国への抑止力には不足している。

問題は、「どうしてこの時期に中国が日本にちょっかいをかけてきたか?」という点だ。周知のように中国は国を挙げて上海万博の成功に向けて動いている。ここでつまらない諍いが起きたら上海万博に対するリスクが増大する。

一見不自然ともとれる中国の動きの解釈として最も可能性が高そうなのは、「アメリカに依頼された」というものだ。「日本が逆らって生意気だからちょっと脅かしてくれ」と頼んだのだろう。中国としてはアメリカに恩を売る方が対日関係が気まずくなるより好しとしたのである。
もともと中国に領土的野心があったことは言うまでもない。

しかし、中国海軍程度に手も出せないとは情けない海軍を日本は持ったものだ。すべてアメリカの意のままに従属的な配備をした結果がこれである。諸悪の根源は安保条約なのだ。

【普天間】鳩山首相「『最低でも県外』は民主党の公約ではなく、私自身の代表としての発言」

これでは参議院選で戦えないから、「それまでに辞任します」と言っているようなものである。小泉以降、政権交代したの総理の首が軽い国だなあ。

目算なき理想論を掲げ迷走し続けた「鳩山政権」、限界

マスコミもバカウヨみたいなことを言っている。よほどの小国でも外交交渉を理想論でやるわけないだろう。騙されたんだよ。マスコミはアメリカの走狗だから、決して真実を語らない。イラクのフセイン元大統領のパターンに酷似しているな。フォークランド戦争の時のアルゼンチンもそうだ。アメリカの上ツラの返事に騙されたのである。まあ、騙された方が馬鹿なのだが…。

【普天間】米国側「徳之島移転案、沖縄の海兵隊陸上部隊との距離が離れすぎていて、運用上受け入れられない」 明確に反対表明

おそらく交渉の過程で、徳之島を持ち出したのはアメリカの方だろう。民主党側はそれを鵜呑みにしてしまったのである。島民は反対していたが、金で黙らせることはできる。補償金を多くもらうためには反対するに決まっている。

徳之島案が何故立ち消えたのかは解らない。もともと移転計画は全部日本の負担でやることになっている。どうせアメリカが代替施設の条件で法外な要求をしたのだろう。

米国、鳩山政権の提示する辺野古埋め立ても徳之島案も受け入れない模様

辺野古埋め立て案にもいちゃもんをつけてくるようではもうヤクザと同じレベルである。こんな同盟関係はきっぱりお断りするのが筋というものだ。

【普天間】鳩山首相「海兵隊が抑止力と思わなかった」

これはアメリカが中国海軍をダシにしたことへのせめてものイヤミである。とは言うものの、馬鹿が戯言を言っているようにしか受け取れないが…。

【普天間】 怒る沖縄県民 「自民は14年かけて辺野古移設を実現。今の政権は我々の苦渋の選択をゼローベースに」「反対派の活動に弾み」

このあたりがマスコミのパシリ根性を丸出しにしている。自民党を持ち出すなど笑止の極みだ。この国賊どもが国民の血税を搾取して属国化を邁進させていたくせに、ここまで書かれると呆れてものも言えない。

少しでもアメリカに逆らうそぶりを見せた小沢氏の方がなんぼかマシである。


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