2010年5月30日日曜日

社民党 見え見えの選挙対策で連立離脱へ


アメリカの悪代官になって沖縄に絶望しか与えなかった自民党政権も悪質だが、到底実現不可能な与太話を吹聴して一時たりといえども沖縄県民にかすかな希望を抱かせてしまった鳩山首相の軽薄ぶりも言語道断である。

それはさておき、参議院はすでに社民党抜きで民主党が過半数を維持できる状況である。つまり、社民党はいらない。いらないどころか邪魔である。
社民党としては、本来足蹴にされても足下にしがみついていたいところなのだが、アメリカの陰謀プラス鳩山氏のおバカぶりによって、民主党の支持率がじり貧状態になってしまった。

そして、参議院選は目前である。
「この際、連立から飛び出して、派手にパフォーマンスをやった方が選挙に有利」などとは誰でも思いつく。
そして、社民党はそれを実行した。

社民党の一連の行動は、与党のくせにアメリカの軛を意図的に無視しだだをこねる幼児性丸出しの醜態である。元々泡沫政党だっただけに政権に対する責任感が希薄だった。

社民党の行動は見え見えの党利党略だが、もともと支持率が1%前後の政党である。仮に支持率が2倍に増えたところで2%では、比例代表で1人当選できれば御の字のレベルだ。沖縄でヒステリックな連中から票を呼び込めば、そこでも議席を取れるとれるかもしれないが、そうだとしてもせいぜい2議席である。しかし、泡沫政党にとって1~2議席の差は死活問題である。
大方の国民は社民党が何議席とろうが、消滅してしまおうが関心は薄い。

鳩山首相、福島消費相の罷免決める 社民党、連立政権を離脱する可能性大きく

要するに選挙で目立ちたい社民党と邪魔者を追い出したい民主党の利害が一致した猿芝居である。

「それはそれ、これはこれ」…社民党、連立離脱の一方で民主党と選挙協力

猿芝居だから、えげつないことも何でもありだ。民主党自身、敗北も前提に入れて、公明党との選挙協力も絶対行うことだろう。
前回の衆議院選では、自民党があまりにもひどいのでやけくそで民主党に投票した連中も多かったが、今回もやけくそで自民党に投票する連中が結構いそうだ。
しかし、組織票が壊滅した自民党が浮動票だけでどこまで善戦できるか見ものである。所詮新聞の世論調査など浮動票の一部しか反映していないし、数字も捏造が多い。
ニコニコ動画の世論調査でも判るように、調査対象がいい加減だとまともな数字は出てこない。

鳩山首相、27日夜に小沢氏と会っていた!

「だからどうした?」と言う記事だな。

「私を罷免することは沖縄を裏切り、切り捨てることだ」 福島氏、鳩山首相を強く批判

そのとおりなのだが、だからどうした?
沖縄を裏切らないためには、核武装、安保解消しかない。北朝鮮の拉致家族救出は特殊部隊突入しかないのと同じである。
日中軍事同盟などという思い切った手段もあるが、第3次大戦覚悟だな。


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