2010年6月16日水曜日

勝てば菅軍? 「はやぶさ」仕分け対象から外れ予算復活へ 


政権交代で「はやぶさ」後継機の予算3000万に縮小…製造に着手できず

ということで、きつい仕分けにあって、はやぶさ後継機の運命は絶望的だった。

「はやぶさ」奇跡の帰還に生中継なし テレビ局に失望と批判の声

私もテレビ中継がないことに呆れた。ネット上では結構話題になっていたのに、マスコミの仕打ちはあまりにも冷たかった。
W杯の「セルビア対ガーナ戦」。NHKはいくらで放映権を買ったかは知らないが、よほどのマニア以外は興味のない試合である。このためにはやぶさは無視されたのである。
民放に至っては、最初からゴミ番組ばかり流しており、はやぶさを中継する発想自体が存在しなかった。

日本はいくつも放送局があるのに、判で押したようにどの局も同じようなネタしか流さない。これでは「民放など1局あれば充分」ということになる。新聞なども論調こそ少し操作しているが、扱っているネタは同じである。これがマスコミの実態なのだ。
報道機関と言うよりは洗脳機関としての意味しか持ち合わせていないことが知れる。
結局、ネットの中継に頼らざるを得なかったが、アクセスが集中して非常に重かった。はやぶさの大気突入時の映像はライブでは見ることができず、数分後の録画で確認する情けない状況だった。

国民の需要に敏感に対応できず、漫然とお仕着せを強要したがるマスコミの体質は以前から全く変化していない。

はやぶさ:後継機「2」開発推進へ 参院本会議で菅首相

はやぶさの帰還が国民の関心事になったことで、政府の態度は一変した。参議院選が近いので、なおさらのことだろう。

蓮舫大臣 「はやぶさは誇り!」と大絶賛→「事業仕分けで予算削減?あれは絶対守れという事じゃ

蓮舫氏をおちょくるのは簡単だが、秘書も痴漢で逮捕され御難続きなので、ここは武士の情けで黙殺します。

しかし、参議院戦後、カプセルの中身が空っぽであることが判明したら、再び仕分け話が出てくることは必定である。
本当は、イトカワ表面の成分は別の観測で「普通コンドライト」であることが確定しており、カプセルはその事実を照合するだけのことなんだけどね。勿論、それ以外の成分も若干の期待はできる。

普通コンドライト

一番ありふれた隕石のことです。


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