2010年7月22日木曜日

各国ミサイル事情 日本→超音速 韓国→北京直撃弾 中国→UFO ロシア→キット



軍事兵器で効率を考えた場合、ミサイルの右に出るものはないだろう。コスト換算で攻撃力を算出した場合、他の攻撃兵器に較べて格安の値段である。
勿論、ミサイルを発射させるハコモノに凝れば費用は天文学的に嵩んでしまうが、基本的にミサイルは自走式である。発射台さえあればOKだ。

イージス艦など数千億円もするが、一発数千万円のミサイルの餌食になってしまう可能性もある。

有人戦闘機も馬鹿高いが、これもミサイルに当たればハイそれまでよ。

世の中には、ビーム兵器だのプラズマ兵器など、ミサイルを凌駕する新技術が開発されているが、開発費がムチャクチャかかる。現在予算の関係でアメリカ以外の国はろくに手を出せない状況だ。
そこへ行くとミサイルは昔ながらの確立された技術で、貧乏国でもやる気があれば開発できる。したがって、現在でもミサイルは攻撃兵器の花形なのである。

ミサイル

最近話題の無人戦闘機もミサイルの変形である。無人戦闘機にもピンキリがあるが、高性能機種は超軍事機密である。
ミサイルと比較すると将棋の駒に例えれば香車と飛車の違いだから、値段も比較にならない。
有人戦闘機に替わってこれから軍事兵器の中核をなすであろうことが想定されている。
あほくさい値段の有人戦闘機を買うなど馬鹿のやることである。
アメリカに押し売りされたら拒否権がないだけに辛いが…。

貧乏な国は有人戦闘機で特攻するしかないのが悲しい。

無人航空機

防衛省、迎撃不可能な超音速対艦ミサイルXASM3を開発へ。中国との「覇権争い」が目的か …

F-2支援戦闘機

F2戦闘機はアメリカ支配下の軍事状況で唯一日本の独自性を発揮しようと努力した戦闘機である。性能は大したことないが、純国産兵器開発を目指すためには、こいつで頑張るのが最善だろう。

まあ、現段階で中国に超音速ミサイルに対抗できる武器がありそうにもないので、開発しておいて損はないだろう。

数千億円もする空母がミサイルであっさり撃沈されれば、相手には目も当てられないショックである。

超音速ミサイルも量産化すれば、一基あたり数億円程度の値段で収まるだろう。外国に売ってもいいが、日本の武器は家電同様、高性能だが値段が高いので海外ではあまり人気がない。勿論表向きは武器輸出しないことになっている。しかし、これは法律の縛りがあるわけではなく、あくまで自主規制である。事実上アメリカに対しては無条件で軍事技術供与を強要されている。

韓国が北京や東京も射程内のミサイル開発、中国メディアは「天安艦事件を口実にした」と非難

日本並の技術力を持たない韓国だが、日本のような防衛上の武器制約がないので、飛距離で勝負である。

中国山東省にミサイル部隊…日本の軍事基地のほぼすべてが射程圏内に収まる

中国が韓国を攻撃できるミサイルを持っているので、対抗するミサイルがないとフェアではない。

【韓国軍事】空軍の航空機・ミサイル、老朽化が深刻な水準 航空機の3割、ミサイルの6割超が30年以上経過

ミサイルも消火器と同じである。耐用年数が過ぎれば買い換えるしかない。北朝鮮が定期的にミサイルを発射しているのは、使わないともったいないという発想からである。

【中国】ミサイル発射実験失敗、発射した潜水艦に落下…潜水艦は沈没寸前

どうも、潜水艦から長距離弾道ミサイルを発射するのは技術的に難しいようだ。ロシアもよく失敗している。この技術は現在アメリカの独擅場だ。(短距離ならムチャクチャ簡単です)

【中国】相次ぐUFO目撃証言、「中国軍と関係?」-豪メディア

UFOの大半は未確認軍事兵器である。中国の場合は無人戦闘機の実験だろう。UFWという略称でもいいくらいだ。

【北朝鮮】「ブルドーザー部品」と偽り武器密輸

貧乏国もそれなりに頑張っている、と言いたいところだが、北朝鮮はアメリカの傀儡国家である可能性が高い。核実験をやっても、合成麻薬をさばいても、偽ドルをばらまいてもアメリカの無関心ぶりは異様だが、CIAの命令で動いていると考えれば納得できる。ソ連崩壊後、暴動による国家破綻を恐れた金一族が保身のために恥も外聞もなくアメリカに身売りしたのである。
したがって、密輸も攪乱工作目的と推測される。

【ロシア】新型ICBMを初配備 「核弾頭四つ搭載可能」

金の切れ目は縁の切れ目と言うが、最近のロシアは兵器の新規開発はまるで駄目である。やはり巨額な開発費を捻出できないのだ。
その代わり、改良には力を入れている。「今更ICBMもないだろう」という意見もあるが、あるものを捨てるのももったいない。リサイクル精神は旺盛のようだ。

「世界の戦争の常識まで変える可能性も」 ~どんな船でも戦艦に変えられる「巡航ミサイルキット」に各国が開発中止要求

では、ロシアはもはや軍拡競争の圏外に去ったかというと、なかなかしぶとく簡単には土俵を割らない。

何とミサイルキットなるものを開発し、大々的に宣伝している。
キットを付けただけで普通の船が戦艦に早変わりというアイデア商品である。

貧乏国でも、このキットを買えばたちまち海軍大国に変身。アメリカの世界戦略に大打撃を与えてしまう。ロシア人はなかなか商売上手である。
そう言えば格安戦闘機も売りつけていたな。それにオプションでミサイルキットも付ければ攻撃力が飛躍的に増強する。

ロシア F22より高性能のステルス機開発に成功

安売りならやはり中国が本命だ。

中国「格安の最新鋭戦闘機、いかがっすかぁー?」

しかし、安いのは訳ありですね。

【社会】カーナビ・ミサイル・航空便…来年以降、「GPS」の精度が著しく低下する恐れ

GPSというとカーナビしか思い浮かばない御仁も多いだろうが、れっきとした軍事兵器である。ミサイルを誘導するためにアメリカ軍が開発したのである。カーナビはあくまで民生用の無料サービスである。30基も衛星を打ち上げ、維持費も年間400億円かかるのに使用量がタダとは太っ腹だが、衛星も老朽化し再び打ち上げ直さなければならない事態である。タダの理由としては自動車業界などのキックバックがあったと思われるが、今のありさまでは今後は有料化するかもしれない。

【米国・軍事】マッハ5の無人攻撃機「X51A」初飛行実験へ-発射台に設置された北朝鮮のミサイルを1時間以内に攻撃

やはり、軍事技術開発では今のところアメリカに対抗できる国はない。ロシアに代わって超大国化した中国との兵器開発競争が熾烈を極めそうだ。
お得意のパクリ技術で、意外と早くアメリカに追いつくかもしれない。開発しないでパクる方が楽だし得である。


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