2010年8月1日日曜日

トヨタリコール問題でアメリカの卑劣な偽装工作発覚「実は全部運転ミスでした」


ニワトリ並みと揶揄されている日本人の記憶力だが、「トヨタ自動車のリコール問題」でアメリカが騒いでいたのはまだ少しは記憶に残っているだろう。

アメリカにハメられたトヨタ リコール1千万台でガタボロに

トヨタ ボロボロ 新型プリウスもブレーキを仕掛けられる

トヨタに食らいつくハイエナ国家アメリカ

以上は本ブログの過去ログだが、私に限らずアメリカの陰謀であることを指摘する声は多かった。

しかし、ほとぼりも冷め、GMも一段落付いたので、今頃になって内部告発騒ぎがアメリカで起こった。トヨタ叩きでは一致していたアメリカの利権団体も、取り分を巡って、ここに至って内紛が激しくなってきたようだ。

トヨタに有利な情報を非公表 運輸省元幹部が証言

≪トヨタ自動車の急加速問題で、米運輸省がドライバーの運転ミスが原因とみられるとするトヨタに有利な情報の公開を意図的に避けていたと、米紙ウォールストリート・ ジャーナル(電子版)が30日、伝えた。同省傘下の道路交通安全局(NHTSA)を7月に退職した元幹部が実名で証言した。≫

「ウォールストリート・ ジャーナル」といえば保守本流のプロパガンダ機関として知られている。ここが騒いだと言うことは、「傍流系といざこざが発生した」と見るべきだろう。 更には、トヨタに仕掛けたのは傍流系だったことが伺われる。

≪元幹部は、トヨタ批判を強める米議会などから、トヨタとの関係を邪推されないように、ラフード運輸長官周辺が情報の公表を控えていたと主張。運輸当局の判断について、中立性が問題となりそうだ。≫

トヨタがアメリカ運輸省に袖の下を渡していたと考えるのは常識である。そしてお役人は我が身の保身を第一に考えるから、権力に対しては簡単に屈服してしまう。
アメリカの議員さんも日本同様、財界の太鼓持ちである。

≪道路交通安全局(NHTSA)が急加速を起こしたとされる車両を調べたところ、すべてのケースでアクセルとブレーキを踏み間違えるといったドライバー側のミスを疑わせる結果が判明。≫

「事故を起こした連中」の大半は自分の運転ミスだったにもかかわらず、リコール問題にこと寄せて「トヨタの欠陥」と虚言し、「それが時流に乗ってまかり通ってしまった 」というのが実態だったようだ。

日本でも、当初から「運転ミスにかこつけて騒いでいるだけの連中が大勢いそうだ」と予想はしていた。

≪報告をまとめたが現在まで公表されておらず、元幹部が問い合わせたところ、ラフード長官周辺があえて公表を遅らせていたことが分かったという。

同紙の取材に対し、ラフード長官の広報担当者は現在も調査中とした。≫


ラフード氏も隠蔽工作がばれるのか、賄賂が発覚するのか、どちらを選択するかで頭を悩ましている最中だろう。

告発した元幹部は門外漢=トヨタ車急加速で米運輸省

≪米運輸省の広報担当者は31日、トヨタ車の急加速による事故を調べている同省傘下の道路交通安全局(NHTSA)がトヨタ自動車側に有利な調査結果の公表を控えていたと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたことについて、「調査は継続中で、まだ完了していない」と反論した。また、同紙に実情を暴露したNHTSAの元幹部は急加速問題に何ら関与したことがないと述べた。≫
 
当たり前だ。関与していたらやばいから何も喋れないだろう。
アメリカのお役所も、いろいろなところから工作員を送り込まれて大変だ。

やはりトヨタにアメリカのスパイ 内部情報筒抜けのお粗末

豊田社長 公聴会の後突然泣く こんな人がトップでトヨタは大丈夫か?

太平洋戦争も日本が負けた最大の原因は情報戦の敗北である。情報戦では日本人はユダヤやアングロサクソンになかなか勝てないなあ。



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