2010年8月2日月曜日

天下り利権団体JASRACまたまた大暴れ! 無償慈善公演に「著作権料を払え」


天下り利権団体として超有名なJASRACがまたまた大騒ぎしている。今回はせっかくプロのオーケストラが無償で慈善公演をしてくれるのに、「著作権料を払え」と騒いでいるのである。JASRACの例によっての人情を顧みようとしない対応ぶりは、無粋、野暮を通り越して、邪悪さを感じざるを得ない。
何が何でも取り立てる、トイチの金貸しみたいな団体である。

ノーギャラのボランティア公演なのに「著作権料を」 JASRACにオーケストラ当惑

≪ノーギャラのボランティア演奏会でも楽曲の著作権使用料を支払わなければいけないのか。音楽の著作権を管理する日本音楽著作権協会(JASRAC)と各地のオーケストラの間でこんな議論が起きている。主催の名義が変わっただけで、支払いを求められるようになったケースもある。著作権法38条で、著作物を自由に使えるとされる「営利を目的としない上演等」の解釈の違いが原因だ。≫

JASRACの主張は噴飯ものである。

≪自治体や学校の依頼にノーギャラで応じるのであれば、「営利を目的としない」「入場料無料」「実演家(この場合は神奈川フィルという団体)に報酬が支払われない」といった著作権法の要件を満たしているため、使用料はかからない。しかしオーケストラの主催となると、「団員に給料を払っており、 実演家(団員)は報酬を得ていると判断できる。内容は同じとされても、『音楽を利用する主体』という形式的な点で判断せざるを得ない」。 ≫

要するに「お上の威光が及ばないボランティアなど以ての外だから上納金を払え」と言っているのである。

天下りだけに「お役所第一」だ。
JASRACの構造は宝くじ協会と酷似している。配当金は僅かで、大半が必要経費に消えてしまうシステムだ。
必要経費というのは理事の給料と退職金、縁故職員の給料であることは言うまでもない。

「庶民の善意に配慮する」などという発想をJASRACに期待するのは愚かというものだろう。



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