2010年9月12日日曜日

急速に老化する中国 


尖閣諸島での漁船と巡視船の衝突で中国はまだしつこく文句を垂れている。しつこく言えば日本側が譲歩するとでも思っているのだろうか?

尖閣諸島での漁船と巡視船の衝突を再現→中国「証拠集めは無効で無駄」

≪海上保安庁が12日、東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の日本領海内で起きた巡視船と中国漁船の衝突を漁船を立ち会わせて再現させたことについて、中国外務省の姜瑜(きょうゆ)副報道局長は同日、談話を発表。

その中で、「いかなる形式のいわゆる調査を行うことに断固反対する。証拠集めは無効で無駄であり、事態をエスカレートさせる行為の停止を要求する」と語って抗議の意を表明した。≫


韓国に負けず、中国のこの手の論調は相変わらず支離滅裂である。デパートのおもちゃ売り場でひっくり返って「買ってくれ」と泣き叫ぶ子供が日本では最近見かけなくなった。

国家自体が高齢化しているせいか子供まで大人びてきたのだろうか?
そこへ行くと中国や韓国はお若いですね。いい歳をした外交官のコメントが、駄々っ子の言動そのものである。

中国の戴秉国国務委員、未明に丹羽大使を呼び出し 「重大な関心と厳正な立場」を表明、「賢明な政治決断」も促す

≪尖閣諸島沖の東シナ海で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件で、中国の外交を統括する戴秉国・国務委員(副首相級)は12日未明、丹羽宇一郎・駐中国大使を呼び、中国側の「重大な関心と厳正な立場」を表明した。日本側に「賢明な政治決断」も促した。中国外務省がホームページで明らかにした。

 この問題で中国側が丹羽大使を呼んだのは、10日の楊潔チー(ヤン・チエチー)外相の抗議に続いて4度目で異例。外相よりさらに高位の戴氏が大使を呼んでこうした申し入れをすることも、極めて珍しい。同省のホームページは、戴氏が「情勢の判断を誤らないように求めた」としつつ、「抗議」については触れていない。

 丹羽大使は同日の楊氏との会談で「逮捕された船長への扱いを含め、厳正に日本の国内法に基づき、粛々と対応することになる」と応じており、戴氏にも改めて日本の立場を表明した。≫


これは駄々っ子というよりは暴力団の恐喝の手口か?

このように精神年齢が若々しい中国だが、実際はすでに平均年齢は中年の域に達している。実年齢はあまり若々しい国ではないのである。
中国が意外と高齢化しているのは、言わずと知れた「一人っ子政策」のせいである。

世界最速のペースで「老いる」中国、2030年には日本を抜き世界一の高齢化社会に…中国メディア

≪2010年9月10日、中国社会科学院財政貿易経済研究所は報告書「中国財政政策報告2010/2011」を発表した。
今後、中国の高齢化は急加速。2030年には日本を抜き、世界一の高齢化社会になると指摘した。中国新聞社が伝えた。

国連の最新人口統計によると、中国の60歳以上人口の割合は2010年に12%に達する見通し。
経済協力開発機構(OECD)平均よりも低いが、今後30年で年平均16.55%のペースで増加し、2040年には全人口の28%に達するという。

OECDは、2030年時点における中国の65歳以上人口の比率は日本を抜き、世界一になると予測している。
高齢化の比率が低い段階から世界一まで中国は短期間で駆け抜けることになる。≫


中国経済を支えていたのは安い労働力だが、高齢化すれば人件費もそれなりに上昇することになる。
2013年には中国の労働人口は減少に転じることになる。変な話だが、労働力を確保するために移民を積極的に受け入れざるを得なくなるかもしれないのだ。

尤も、日本の一部のネットユーザーの中からは、「介護手当を求めて、今後中国から大量の老人が日本に殺到するのではないか?」と危惧する声も聞かれる。


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