2010年10月2日土曜日

嗚呼東京都民!石原都知事遂に言っちゃった「日本も核保有して中国に対抗しろ!」


今回の尖閣問題では中国のえげつないやり方に頭に来た国民も多いだろう。
バカウヨ痴事として知られる慎太郎氏もよほど頭に来たみたいで、「核保有しろ!」と絶叫してしまった。

ネタはJ-CASTのヨタ記事である。

【尖閣問題】 石原都知事 「日本が核を保有していたら、こんな事態にはならなかった」

≪ところで、日本人が尖閣諸島問題にこれほど関心をもっていたのかと驚く向きも多いと思う。
今回の中国漁船船長釈放で、日本中で中国批判の声が起こり、尖閣諸島は日本固有の領土だと大合唱している。 ≫


煽っているのはマスゴミである。

≪「週刊新潮」や文春、櫻井よしこ氏や石原慎太郎都知事が声を荒げるのはわかるが、 比較的中間にいると思われる週刊誌まで反中国を声高に叫んでいるのは、いささか危険な兆候ではないか。≫

新潮と文春のどこが中間だ?
この基準だと赤旗も世界日報も中間派かな。

≪櫻井氏は「尖閣列島で譲歩すれば中国は次に沖縄を奪りにくる!」(週刊ポスト)と主張している。
石原都知事も同様である。≫


ガチガチの米軍基地がある沖縄に中国が仕掛けたら世界大戦になっちゃうだろうが。
中国が沖縄を侵略する前提として、アメリカが全面返還してくれなければならないんだよ。

≪石原都知事は自分は核保有論者になったと表明し、こう語っている。
「仮に日本が核を保有していたら、こんな事態にはならなかった。核保有の日本が戦争を始めたら、アメリカは困るから助ける。アメリカは自分が囲ってきた妾が、他の誰かの方へ行くよりはいいと考えるだろう。
日本人はまず屈辱を感じないとね。それが怒りに転じて、自分のことをどうするのか具体的に考えるようになる」(新潮) ≫


「仮に…」を議論しても始まらない。「仮にお隣の女子大生が金星人だったら」と言っているような話である。
慎太郎氏も韮澤潤一郎氏並みのレベルになってきたな。

アメリカが属国の日本に核保有など認めるわけがないだろう。本当にバカウヨ痴事である。
バカウヨも「アメリカマンセー、憲法改正、核武装」と騒いでいる。
アメリカが日本を非武装化させ憲法を改正させないことに気づかないのである。自分の馬鹿に気づかないからバカウヨをやっていられるのだが…。

≪こうした極論が出てくるのは、もちろん中国側の恫喝とも思える対日圧力があるが、 菅直人総理と仙谷由人官房長官の場当たり的な無為無策外交に対する批判が、背景にある。 ≫

実は意外と場当たり的でない。人質の解放の仕方もストリップショー並みのじらし方で、最後のあそこの部分はまだ隠している。全部アメリカの指示によるものだろうが…。

≪文春によれば、中国人船長を釈放した2日後、大相撲千秋楽で優勝した白鵬に内閣総理大臣杯を授与しようと土俵に上がった菅総理に、「すさまじい罵声が飛び交った。それは、『売国奴』というものだった」≫

どうせ、騒いだのはマスゴミの誰かだろう。ヤラセだ。

≪新しいところでは2005年に、歴史教科書問題や日本の国連安保理常任理事国入りの動きで、韓国や中国で反日運動が起きたことはあったが、最近の日本でこれほどまでに反中国感情が高まったことはなかった。≫

普天間でのアメリカの横暴に対する反米感情も高まっていたはずなのだが…、あれっ、そういえば沈静化したなあ。
最近のアメリカもやたら愛想がいいこと。

≪それには、GNPで中国に抜かれたこと、日本企業や観光地を買収し始めたこと、中国人観光客が激増してきたことなどがバックグランドにあるのではないか。≫

国力の算出法など、ほかにいろいろある。GNPやGDPなどを基準にしている国はほとんどない。アメリカなどは現地価格の実勢に基づく基準を採用しており、とっくの昔に中国の方を上位に据えていた。

≪韓国はもちろんのことだが、中国への対抗意識が根強い日本人にとって、中国に経済大国の地位まで奪い取られたという屈辱感が、石原都知事のいうように、潜在意識に火をつけたのかもしれない。 ≫

相手がギャーギャー騒ぎまくるから、うるさくて反論しているだけなのに、すごい書きようだな。この記事を書いた記者は朝鮮人風の発想法なのが気になる。

ちなみに日本は核武装の必要など全くない。原子力衛星を打ち上げて、中国やロシアの軌道上に静止させておき、日本海側に高速増殖炉をいっぱい作っていれば充分である。衛星が誤って落下し爆発したら、「ごめんね」と謝ればいい。
中性子タイプなら落下した場所のインフラはそれほど損なわれない。犠牲者はいっぱい出てしまうだろうが…。
打ち上げに失敗してそのまま落下という不幸な事態もあり得る。船舶や潜水艦、ジェット機などからでも宇宙ロケットを飛ばせる技術を開発する必要はある。

筒井康隆氏も「アフリカの爆弾」で述べていたが、大型核弾頭ミサイルを相手国に撃ち込むのは観念的な行為に過ぎないのである。自爆しようが結果は同じである。



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