2010年12月19日日曜日

韓国EEZ内で中国の違法漁船沈没、中国尖閣沖に軍艦、日本は中国にODA強化


まるで落語の三題噺のようなネタである

中国漁船、恐怖の特攻テロ…違法操業中の中国漁船、韓国警備船に体当たりし沈没。乗組員1人が死亡、1人が行方不明

中国は日本に限らず外国のEEZ内に特攻隊を送り込んでいるようだ。今回の事件は尖閣沖事件と全く同じである。違うのは韓国政府がすぐに事実を公開した点だ。日本の失敗例を念頭に置いてのことかもしれないが、日本の対応ぶりがいかにお粗末だったかを物語る好例である。

【尖閣ビデオ流出】 関与を認めた海上保安官が辞職届を提出 海上保安庁は年内にも懲戒処分にする方針

いくら政府がお粗末な対応をしたとはいえ、明確な誤りとまではいえなかった。したがって、国防に携わる海上保安官が公然と国家の意向に反旗を翻し機密漏洩したのは国家反逆罪である。
この保安官の正体も結局不明のままである。表向きは個人の意志ということになっているが、常識では考えられない。背後関係があるものと思われるのだが、何でもうやむやになってしまう見通しの悪い国である。

【尖閣問題】中国政府、尖閣諸島周辺海域に監視船を常時巡航させる方針を決める 海洋権益確保へ強硬路線

こちらが下手に出れば相手がつけあがるのは世の習いである。土下座外交の必然的結末だ。

魚釣島をミサイル基地にでもして日本の決意を見せるべきだが、実際に尖閣諸島を実効支配しているのはアメリカでした。諸島内にはちゃっかり射爆場まである。日本の国防は周知のごとくアメリカに丸投げ。
記事に釣られるとバカウヨみたいになっちゃうよ。

【日中】在中国の丹羽大使、日中関係改善をめざし外務省に、中国へのODAA強化(増額)を要請

「何でいまさら中国なんかになんだ!?」と、いぶかしがる御仁も多いだろうが、丹羽氏の立場からすれば当然である。中国の国体を考えれば当たり前の話だったのだ。
中国は官僚国家である。役人と交渉するときには金を渡さないと話が進まないのだ。そのための予算がODAというわけだ。
尖閣問題にしても、中国に対抗して大型の巡視船を建造したり、魚釣り島を要塞化する方策も考えられるが、尖閣問題を担当している中国の役人にODAを渡して解決させるという手段もあり得る。どちらの方が問題解決に安上がりかというと、答えは言うまでもないだろう。ハコモノも景気刺激策にはなるが、基本的には邪道である。
諫早湾干拓事業や長良川河口堰のように莫大な税金を使って環境破壊しかやらなかった事例もあるが、それに比べれば巡視船を造る程度ならましな方か?


≪丹羽氏は産経新聞の取材に対し「そのような事実はない」と回答した。 ≫


「はい、そうです」と答える外交官はいない。

【論調観測】対中国にシフトした「防衛計画の大綱」…毎日「有効かつ必要」東京・日経「当然」朝日「平和理念への疑念を世界に抱かせる」

マスゴミは全部アメリカの犬コロである。ラーメンにもいろいろな種類があるのと同じで、読者の好みに合わせているだけだ。記事表現をまともに受け取って頭に血が上るようではバカウヨと大差ない。「この店の豚骨スープは不味いな」くらいの批判は可能だが、「どうしてラーメンを豚骨スープにするんだ!」的な批判は無意味である。


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