2011年1月18日火曜日

有名人の個人情報をツイッターで暴露したバイト女子大生の個人情報暴露される


個人情報に関する一般的な認識はあまり高くないし、教育程度も低い。今回のウェスティンホテル東京でのアルバイト女子大生が有名人の個人情報を暴露した事件に関しても、本人幼稚さもさることながら、アルバイトとはいえ従業員指導をを怠ったホテル側の責任は免れない。

「有名人男女がお泊り(どきどき)」 ツイッターで暴露した高級ホテルのバイト学生、自身が大学名から顔まで晒される結果に

犯罪者の出た家に嫌がらせの電話をしたり塀に落書きしたりする馬鹿は以前から多数いた。
不景気も続き日本人の民度に更なる向上はないので、当然この女子大生も標的にされるのである。

その約4時間後の翌12日2時40分に「2ちゃんねる」のニュース速報板に最初のスレッドが立てられた。早くも3時15分頃にはツイッターのアカウント名やプロフィール、登録リストなどの情報に基づいてmixiのアカウントが発見された。

そしてmixiの参加コミュニティから大学名や入学年度が明らかにされた。アカウントから類推される氏名と大学名でインターネットを検索した結果、所属サークルも割り出され、氏名も確定した。さらに4時頃にはfacebookのアカウントも発見され、そこから顔写真も入手された。

一方、勤務先の情報はツイッターから割り出された。掲載された写真からウェスティンホテル東京であることが確認され、過去のツイート「○階から見る景色」「そんなに○○が食べたいか」からホテル内の店舗が特定された。



メール感覚でツイッターをやってしまうような女子大生だから自身の匿名性に関してもあまり注意を払っていなかったようだ。
個人情報に関する守秘義務に関しても全く念頭になかったのだろう。

SNSは便利なコミュニケーションツールだが、その公共性に関してはおろそかにされがちである。
今回の事例などは氷山の一角に過ぎず、SNS側も使用上の注意を呼びかけるようにはなるだろうが、使用者の民度が低ければあまり効果は期待できない。

業界が血道を上げてカモ漁りしているソーシャルゲームなどでも同様の事件が起こりそうな予感がする。
ネット上におけるコミュニケーションの利便性と公共性の矛盾は今後も拡大していきそうだ。


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