2011年5月24日火曜日

福島県副知事「原発による被害は風評被害、食品は安全」は本当か?


(元記事)福島県副知事「原発による被害は健康被害ではなく風評被害。福島の野菜や果物を食べていただくことが応援になります」 

≪東日本大震災の被災地を支援しようと、川崎市中原区のモトスミ・ブレーメン通り商店街で22日、 東北地方の特産品などを販売するイベントが開かれた。≫

東北地方の復興を早めるためには、地場産業の回復が必要である。このような取り組みが各地で行われているのはいいことだ。
ただ、安直に同情を訴えるだけの姿勢ではあまり芳しい結果は得られないだろう。
政府も被災地域の産業には特例措置をして、商品価値の向上にもっと協力するべきである。
具体的には、「福島産清酒の酒税を撤廃する」くらいの思い切った対策が必要なのだ。
品質が保証され、価格も割安なら消費者は喜んで買う。
しかし、実際にやっていることは通常商品を同情だけを武器にして売りつける稚拙なやり方なので、イメージ回復は前途多難である。

≪同商店街は震災前から、福島県を中心に東北地方の物産市開催や観光案内を行っている。
募金活動も続けているが、「商店街として応援できることは被災地の物を買ってお金を回すこと」(伊藤博理事長)とイベントを開催した。≫

大震災から2カ月以上経過したので、募金の方はもうあまり期待できないだろう。
商店街としても、有償ボランティアのように、多少の見返りがなければ応援活動も維持できない。

≪福島県の松本友作副知事、阿部孝夫川崎市長らがオープニングセレモニーに出席。
松本副知事は「原発による被害は健康被害ではなく風評被害。福島の野菜や果物を食べていただくこと、福島に来ていただくことが一番の応援になります」と呼び掛けた。≫

公的には「風評被害」としか表現できないのが辛いところだ。
散々嘘答弁を繰り返した政府と東電のお陰で、国民は福島産に対して疑心暗鬼である。

≪商店街の特設テントでは、福島を中心に東北産の米やアスパラガス、りんごジュースなどが販売され、買い物客でにぎわった。≫

米やリンゴジュースは原発事故以前の産物だろうから、路地に長期間暴露されていなければまあ安全だろう。
しかし、アスパラガスは正直ビビる。福島県のどの辺りで穫れたものなのかが問題だ。
政府が保証している放射能安全値は勿論信用できない。

≪このほか福島出身のお笑いグループやミュージシャンによるライブも行われた。≫

この連中も親族や知己に被害者がいただろうから気の毒だが、営業も増えたのではないだろうか?



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