2011年5月18日水曜日

仏大統領候補のIMF専務を強姦未遂逮捕に見る「アメリカ」の陰謀(第四次世界大戦を読む7)


久しぶりの「第四次世界大戦」企画である。
過去にも幾度か記事にしたのだが、東日本大震災が勃発したのでしばらくお休みしていた。

この際なので本ブログにおける第四次世界大戦企画を全部再掲示しておこう。

なお、本ブログでは、「米ソ冷戦」を「第三次世界大戦」とカウントしているので、現在の中国の台頭による、米・中・EU・アラブ間の覇権抗争を「第四次世界大戦」と判断している。勿論、「冷戦」であるが、「第三次世界大戦」と比較すると「サイバー戦争」の様相が色濃いのが特徴である。勿論、今後の展開次第では、どのように戦争の様相が変わるかは不明である。

カダフィ資産5兆円&原油価格高騰操作!リビア利権を強奪する鬼畜米英(第四次世界大戦を読む6):2011-03-03

リビア革命 カダフィ大佐はやはりアメリカの傀儡だった!(第四次世界大戦を読む5):2011-02-25

エジプト革命やはり中国に飛び火 ネット民VS政府当局 熾烈なコメント戦争(第四次世界大戦を読む4):2011-02-14

インターネット革命エジプトから中国に飛び火か?(第四次世界大戦を読む3):2011-02-04

「ロシア空港テロ」「エジプト反政府デモ」世界最凶テロ国家アメリカの実態(第四次世界大戦を読む2):2011-01-28

世界初チュニジアネット革命はやはりCIAのやらせか?(第四次世界大戦を読む1):2011-01-20

第四次世界大戦は食料戦争だった!世界中で食料価格高騰 TPP強制加入で日本の運命は… :2011-01-12

第四次世界大戦 日本も遂に中国を主敵国指定で臨戦態勢に:2010-12-15

第四次世界大戦 ヨーロッパに戦線拡大 バルト3国防衛でNATO秘密合意 :2010-12-12

第四次世界大戦 日米の虚妄を暴くウィキリークス驚愕の正体!:2010-12-03

第四次世界大戦「さっさとソウルを砲撃しろ!」熱烈に北朝鮮を支援するバカウヨども :2010-11-26

第四次世界大戦 テレビ朝日砲撃戦で韓国軍を「我が軍」民主党「神風」:2010-11-25

南北朝鮮間で砲撃戦 第四次世界大戦 ついに軍事衝突に:2010-11-24

第四次世界大戦 池田大作「Xデー」目前で公明党、在日参政権圧力加速:2010-11-23

第四次世界大戦 Sengoku38に見るスパイ天国ニッポンの実態:2010-11-09

第四次世界大戦勃発で窮地の菅政権 尖閣ビデオSengoku38の犯人捏造へ

第四次世界大戦は既に始まっている!小沢潰し・普天間・尖閣・ノーベル平和賞に見る日中紛争の裏側


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IMF専務理事 NYのホテルでメイドに性的暴行 逮捕

欧米ではよくある事件だが、フランスでは珍しい。
この手の話題は政治問題にしないのがフランスの不文律だったのだが、最近はゲンマン化が激しいようだ。
尤も、ストロスカーン氏が逮捕されたのはアメリカだが…。

仏大統領候補IMF 専務逮捕 ホテル従業員にオーラルセックスを強要 逃走中に空港の機内で身柄確保

実際にどの程度のことをやっていたかは不明だが、ビンラディンの場合と同様、「アメリカ」が邪魔者を消す時には手段を選ばないのは相変わらずだ。

IMFトップ逮捕…ギリシャ危機、空白懸念 EU対応苦慮[11/05/15]

今回のストロスカーン潰しの目的は何か?
IMF内の派閥抗争か?あるいはフランス大統領選がらみか?勿論両方が考えられる。
サルコジ氏はフランス大統領としては極めて親米的なので、「アメリカ」が援護射撃した可能性も否定できない。…、というよりか露骨な「アメリカ」の介入と見るべきだろう。

ユンケル議長、IMF専務理事ストロスカーン容疑者逮捕で「とてもとても悲しい」

≪ 国際通貨基金(IMF)専務理事のストロスカーン容疑者の逮捕を巡り、 16日夜の欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合では重苦しい雰囲気が流れた。≫

今回の事件で、「アメリカ」がEU内で影響を強めることは必至である。

ただ、ややこしいのは、この場合の「アメリカ」は国家としての存在ではない点にある。その枠組みを超越した暗黒組織を指している。

そして、その暗黒組織も一枚岩ではなく、内部抗争に明け暮れている。Rの頭文字を戴く大財閥が中核だが、更にその背後に秘密結社が関与しているともいわれている。

通俗小説や漫画によくあるパターンなのだが、このような組織を想定せずに、今回の事件やビンラディンの暗殺などを説明しようと思っても不可能である。

ビンラディンに関しては、池上彰氏あたりがまことしやかに解説しているが、勿論大手不良報道機関による隠蔽工作である。
大手不良報道機関のこじつけを鵜呑みにしたい御仁はそれで結構。私がとやかく言う義理もない。

ネット上でも、日本の知障どもはこの手のキナ臭い話はスルーして、表面的な報道だけのつなぎ合わせに終始している。
知障どもの末端には暗黒組織の影響力をもみ消す仕事を仰せつかっている者も多数いるので、御用評論家や果ては底辺の知障右翼まで跋扈して隠蔽工作に勤しんでいるのである。

「そんな暗黒組織があるのなら証拠を出してみろ!」などと言ってくる連中はバカウもとい知障右翼工作員ではない。工作員は下手に相手を刺激して身内の実態をバラされるような妨害工作はやらない。

「暗黒組織」に関してその存在に疑念を抱くのならば、自分で調べてみることだ。安直に聞き出そうという態度は図々しい。ネット上を探索していればある程度の情報は収集可能だ。
しかし、大方の日本人は、この手の話題には思考停止になるように洗脳・調教されている。
「国民総白痴化計画」の成果だ。某右翼系新聞の主幹もこの言葉が大好きのようだが、この御仁がとんでもない食わせ物であることは言うまでもない。

【米仏】IMFストロスカーン氏(62)婦女暴行容疑の逮捕、フランス政界に激震。次期大統領を有力視されていた[05/15]

≪同容疑者の性的な行動にまつわる問題が持ち上がったのは今回が初めてではない。2008年にはIMFのエコノミストであるハンガリー人女性との性的関係が発覚。IMFでは調査の結果、ストロスカーン容疑者が女性に圧力をかけた関係ではなかったと結論し、ストロスカーン容疑者の行為が不適切である点を指摘するにとどまった。≫

日本でも某経済学者が似たような潰され方をしたが、潰す側はまず「相手の弱点」を探るものである。
やはり、「シモネタ」が最も手っ取り早いのだろう。

「打倒サルコジ大統領」ストロスカーン逮捕で政界大揺れ

≪「大統領選でだれに投票するか」を聞いた先週の仏メディアの調査でも、専務理事は26%で首位。極右・国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(22%)とサルコジ氏(21%)を抑え、有権者の関心は専務理事の出馬表明時期だった。≫

サルコジ氏が「アメリカ」に服従しない場合は、「ルペンにするぞ」という脅しだ。

「100万ユーロの報酬で私にレイプされた、とデッチ上げる女性が出現する」・・ストロスカーン氏、自身のスキャンダルを予言か-仏紙

ストロスカーン氏の信用が地に落ちればいいのだから、この手のニュースが続々と報道されることになる。

ストロスカーン容疑者にアリバイ、娘と昼食をともに--RMC[11/05/17]

ストロスカーン氏側も巻き返しに躍起である。現在一方的にやられまくっているストロカーン氏だが、彼とて別の暗黒組織に荷担しているのである。

ドミニク・ストロス・カーン

≪1949年4月25日パリ、ヌイイ・シュル・セーヌのユダヤ人家庭に生まれる。幼年時、モロッコとモナコで過ごした。

1977年ナンシー第二大学経済学部教授、1981年ナンテール大学及びフランス国立行政学院(ENA)教授に就任。2007年現在パリ政治学院でミクロ経済学とマクロ経済学を教えている。

1981年フランス大統領選挙で社会党のフランソワ・ミッテランが当選する。ストロス・カーンは、ジョスパンが設立した社会党機関「社会主義とユダヤ主義」で勤務するため、公職を離れ、社会党企画担当委員となる。

1999年エルフアキテーヌ社とMNEF(学生健康保険)に関係した2つの金融スキャンダルで渦中の人となり、蔵相を辞任した。後に裁判で無罪となり、2001年国民議会議員に返り咲きを果たした。≫

見ての通り、ストロスカーン氏はユダヤ系で、社会党畑で人脈を作った人物である。

「どうせ暗黒組織はユダヤ系だろうから、同族を潰すのはおかしい?」などと幼稚な疑問は持たないように。

物理学の世界では様々な「力」が関与しているが、人間の相互に関与する力で最も強力なのが「金(物欲)」である。次が「性欲」、「血縁」、「イデオロギー」という順だ。単にユダヤ人同士の関係など「イデオロギー」にも及ばない。



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