2011年6月19日日曜日

地デジ化目前で最悪のテレビ不況!Gタイムの視聴率10%切れ続出



(元記事)「民放の19時台視聴率が1ケタになった」 テレ朝プロデューサーの「ツイッター」に「当然」の声

≪テレビ朝日の藤井智久ゼネラルプロデューサーが、 「ついに民放全局の視聴率が1ケタになった」とツイッターで呟いているとネットで話題になっている。≫

「みんなで下がれば怖くない」ということで、関係者からそれほどの緊迫感は感じられない。

≪1ケタになったのは19時台全ての番組。もともと19時台はゴールデンタイムの入り口で、 視聴率や広告収入が見込めたドル箱。しかし、10年ほど前から不振が続き、 メインターゲットとしていた小学生から高校生がテレビから離れてしまったという。≫

ガキじゃなくても、ニュース以外は特に視たい番組はないな。

≪ 昨日というのは14日(火)のことで、新聞のテレビ欄を見ると「泉ピン子宮古島に来襲」 「AKBVS戦隊ヒーロー」「熟女4人が下町電車旅」などの番組が並んでいる。≫

テレビ局もちゃんと考えている。夕食の準備時なので、乳幼児がつきまとわないでテレビに向かってくれる番組か、老人施設などでは既に夕食終了後なので、みんなでくつろいで観賞できる番組を考えて作っている。

乳幼児はビデオにも間に合ってしまうので、どうしても老人向けにリキが入る番組構成になる。

≪「正直、見たい番組が、ない…TV 本当にもういらないかも・・・」≫

テレビ局も最初から高齢者以外は期待していない。

≪「5年後にゴールデンが全局一ケタでも驚きもしない」などと、「当然」と受けとめるリツイートが大量に寄せられている。≫

5年後は高利者人口がもっと増えるから、むしろ視聴率はアップするのではないだろうか?

≪放送評論家の松尾羊一さんによれば、昔から19時台はゴールデンタイムの入り口として、 まずは小学生から高校生を集める番組制作が行われた。 20時台になれば会社から家族が戻り、家事も一段落。家族全員でテレビを見ながら団欒する、という流れがあった。
しかし、携帯電話やゲーム、パソコンなど普及によって19時台の視聴者は10年前から急速にテレビ離れしていった。≫

ライフスタイルが変わったのだからしかたあるまい。
「ゴールデンタイム」などもう消滅してしまったのである。代わりに「シルバータイム」ができたではないか。

これは時間帯も長い。午後の2時から11時まで続く。ゴールデンタイムの3倍だ。時間帯ごとの視聴率がゴールデンタイムの3分の1でも、のべ視聴者数はそれほど変わらない。

ただし、高齢者は購買力が低いので、スポンサーとしてはあまり美味しくない相手である。通販系の健康食品みたいなところしか飛びついてこなくなる。
スポンサー料が減ると制作費も減り、「ますます高齢者向けの番組しか作れなくなる」という悪循環に陥っていることは確かだ。
出演者のギャラを抑えるために若手のお笑いタレントを多用する傾向が見られるが、彼らに対する高齢者の認知度は著しく低いので、高齢者向け番組にはあまり使えないのが泣きである。
やむなく、大昔の一発屋などを使うことになるが、お笑いよりも人件費がかかってしまう。

≪もう19時台の視聴率復活は難しいのかというと、復活のヒントはあるのだそうだ。
実は、19時台で高視聴率を記録した番組があり、それはテレビ朝日系で08年から19時台に放送した池上彰さん司会の「学べる!!ニュースショー!」。この番組はティーンエイジャーが主な視聴者で大うけだった。
10年からは放送が8時台に移り「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」に番組名が変更になった。
「見てわかりやすいし、勉強になるだけでなく楽しめる。
この応用としてドラマやクイズ、バラエティー番組を制作する。
そこに若い人達のニーズがあるのではないかと思います」
そう松尾さんはテレビ業界に対し提言している。 ≫

残念ながら池上番組に若者のニーズはない。やはり、爺婆相手である。
現代版「水戸黄門」なのである。

(T_T)その切り札池上氏もギャラの問題でこじれてテレビ出演を渋っている。
ではどうしたらいいか?

水戸黄門は新作も再放送も視聴率が変わりませんね。
(^^;)「池上番組の再放送をしつこく流していても、結構視聴率を稼げる」ということですね。


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