2011年6月7日火曜日

福島原発からは25キロのDASH村、175ミリシーベルト高濃度放射能汚染で廃村に!


原発事故のお陰でDASH村の所在地が世間に知れ渡ってしまった。

(参照記事)DASH村

≪村役場の火災
2003年1月19日、滞在していたスタッフの天ぷら油の火の不始末により、DASH村役場が火災で全焼。福島民報が記事中に所在地を記載した。地元消防団も消火活動を行った。
炭焼き小屋の火災
2006年1月19日、炭焼き小屋の屋根が火事で焼けた。火入れをした窯で炭焼きの作業をしていたところ、窯口から火が漏れ、風にあおられ屋根に燃え移った。偶然にも3年前の火災と同じ日だった。≫

2回も火事を出してたんですね。無責任でいい加減なマスコミの中でも日テレのひどさは有名だが、火事の原因は下請けスタッフの人件費を値切り倒したからだろう。
この火事騒ぎで一部のマニア間でDASH村の所在地が知られるようになった。しかし、「だからどうした」ということだったのだが…。

(元記事)ロケ不可能!厳重警備も…DASH村、高い放射線量

≪さっそく周囲で放射線量を測定したところ、記者の胸のあたりで、毎時15・2マイクロシーベルトを記録(ちなみに、この日、東京都は0・06マイクロシーベルト)。門は17・27マイクロシーベルト、 周囲の土壌の上は20マイクロシーベルトを超えていた。
仮にこの土壌の状態が続けば単純計算でも年間累積175ミリシーベルトで、 避難の基準となる年20ミリシーベルトを軽く超えてしまい、事実上、今後のロケは不可能といえるレベルにまで達していた。≫

ちなみに東京都の0・06マイクロシーベルトというのは大本営発で、実際は0.12シーベルト以上である。東京都の検査位置が上空18メートルだからだ。放射能物質は地表に粉塵状態で留まっている。放射線量は距離の2乗に反比例する。

DASH村の土壌の放射線量は、

つまり年間被曝量は175.2ミリシーベルトということだ。原発作業員の被曝量を思えば大したことはないとは言えるが…。
しかし、マスコミが逃げ足の速いことは有名だ。情報入手のプロだから、真っ先に逃げることが可能の立場だからだ。
こんな場所には下請けは行かせても有名タレントをロケさせるなど到底不可能。マスコミも下請けがいなくては成立しない業界である。
使い捨てお笑いタレントをリポーターに行かせるくらいが関の山か?

≪少し離れた放射線量の低い場所に住む住民が、こう話した。
「町民をスタッフとして雇ってくれたし、テレビ映えする茶色いヤギを高値で買おうとしてくれたりと、地元に貢献してくれたのに残念だ。
長瀬智也クンもアツい奴だったのに…。残っている町民も『DASH村のあたりは放射線量が高い』とだれも近づかないよ」
今や危険地域の目印になっているという。≫

その住民の場所も風向きの加減で多少放射線量は低下しているのだろうが、そういうレベルの話ではないだろう。

「少し離れた場所の人も避難してください。」
と言いたいところだが、先立つものと今後の生活を考えるとあまり無責任なことは言えない。
結局行政が面倒を見るしかないのだが、くだらない政争に明け暮れている現状では到底無理だ。菅さんに早く辞めてもらうしか方策はないか?


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