2011年11月5日土曜日

TPP反対の西岡武夫参院議長 突然死の怪  友愛された?

【訃報】西岡武夫参院議長が死去
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1320448364/-100

≪西岡武夫参院議長が5日午前2時24分、肺炎のため都内の病院で死去した。75歳だった。≫

西岡氏は帯状疱疹と口内炎に感染していた。
帯状疱疹は免疫力の低下時に起こるウイルス病だが、自然感染以外に、生物兵器や毒物などの可能性も考えられる。

政争時に重要なポジションにいる政治家が突然死するのは日本ではよくあることだ。

大平正芳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B9%B3%E6%AD%A3%E8%8A%B3

小渕恵三
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B8%95%E6%81%B5%E4%B8%89

中川一郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E4%B8%80%E9%83%8E

最近ではその息子の中川昭一
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B7%9D%E6%98%AD%E4%B8%80

中川親子が暗殺ならば二代連続ということになり、さすがに珍しい。
不思議なことに清和会系からはあまり不審死が出ていない。

そして、
西岡武夫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B2%A1%E6%AD%A6%E5%A4%AB

ということになった。

口封じを連想させるような自殺例としては、この様なのもあった。↓


松岡利勝
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B2%A1%E5%88%A9%E5%8B%9D


西岡氏の場合、高齢でもあり、TPPに積極的反対をしていたわけではないので、「友愛」された可能性は微妙である。

最近の西岡氏の動向は…。
2011/03/04(金)
前参院議長の江田五月法相、西岡武夫参院議長を批判 4日午前の記者会見
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1299208341/-100

小沢氏に近い西岡氏は、民主党の主流派と対立関係にあった。参議院議長も少数与党としての立場上、野党との兼ね合いで祭り上げられた観があり、主流派としてはやや不本意であったろう。現在の民主党執行部はアメリカ隷属派で固められている。

2011/05/18(水)
西岡武夫参院議長 「菅が首相でいることが最大の不幸だ」 「辞めろ」 「このまま行けば菅と一緒に日本の国がおかしくなる」
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1305674238/-100

西岡氏がアメリカの道化で小泉氏の劣化版のような菅氏に批判的だったことは有名である。
菅内閣の震災・原発事故対策には強い不信感を顕わにした。そんな西岡氏もアメリカとの関係は口を濁していたが、震災や原発事故にアメリカがどの程度関与していたのかは当然熟知していたものと思われる。

2011/06/07(火)
「約100人が出席。西岡武夫参院議長や安倍晋三元首相も参加」 ~“発議要件緩和を”憲法96条改正議連が発足
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1307431676/-100

一部には西岡氏を「節を曲げない硬骨漢」と評する声も聞かれるが、清和会の連中とも付きあっているところを見ると、本人なりにいろいろ保険は掛けていたようだ。
日本人が政治をやる以上アメリカとの関係を抜きにしては考えられない。
しかし、アメリカが一枚岩なら話は単純なのだが、実際には複数の利権団体が抗争を繰り広げている。それもアメリカ国内にとどまらず世界的に展開しているので複雑である。正確には「利権団体」という表現は穏便過ぎる。実際はもっと邪悪な組織だ。
地球上には複数の「世界的陰謀結社」が存在し、各地で抗争していると思えばいい。アメリカも、極言すれば単なる場所を示す言葉に過ぎないのである。
アメリカに比べれば、活動規模が小さい分日本の方がまだ国家の体裁を有している。
いずれにせよ日本の政治家は「外国に存在する親分は誰か?」を確認しながら行動しなければならないので、それなりに大変である。
同じ組織の子分を続けていれば安心というほど単純なものではない。

2011/10/27(木)
参院議長・西岡武夫 今こそ必要な首相の覚悟
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111027/plc11102702530003-n1.htm

産経新聞の記事である。

≪ 私は9月24日付の新聞のような重要なニュースが凝縮された紙面をかつて読んだことがない。≫

当然体調が良い頃に書かれた原稿だろう。事実上のダイイング・メッセージだ。

≪ひとつにはアインシュタインの相対性理論を覆す実験結果が示された。光より速い「ニュートリノ」の実験結果公表。これが事実であれば物理学の世界が一変 する。一方、欧州経済危機。ギリシャ危機が決定的になりヨーロッパの経済全体に大変な混乱をもたらしている。中東パレスチナの国連加盟申請提出、これも極 めて大きな政治的な出来事である。また、大統領選挙に出馬表明したロシアのプーチン首相率いる「統一ロシア」党大会開幕。日本においては野田佳彦首相の国 連演説。文化では、かつて小澤征爾(せいじ)氏を輩出した若手指揮者の登竜門であるコンクールでの垣内悠希(ゆうき)氏の優勝。

これらの出来事が一度に一日の新聞紙面に掲載されることは極めて稀有(けう)であり、すなわち世界全体が大きな変化の動きを見せ始めていることを意味する。≫

暢気なことを言っているような印象だが、例の陰謀団が仕掛けをした煽りでまたぞろ日本に国難が降りかかることを察知し、その意味が解る手合いに警鐘を鳴らしている文面と酌みとれる。取り上げている事例は一見バラバラな様でいて、実は全部関連性があるとしたら…。

≪福島第1原発で起こった出来事は、現政権が考えているような生易しいものでない。政府は、次の世代に負担を残さないなどと称して短期国債の発行を決めたが、大きな経済の流れの中で、そんなことはありようもないことである。≫

(参照)福島第一原発で放射性キセノン検出 東電「臨界でなく自発核分裂」、保安院「局所的な臨界の可能性は否定できない」
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1320321442/-100

西岡氏は当然政府の隠蔽工作を知る立場にあった。これを最もばらしそうな政治家といえば西岡氏以外にない。
余命幾ばくもなく多少なりとも気概のある政治家ならばやってしまう可能性が高い。
「友愛」だったのならば、TPPよりも原発がらみの可能性の方が高いかもしれない。

≪今、税の問題で論ずべきは、年金給付の財源をいかに確保するか。そして基礎的財政収支をとったとしても、なおそこに残る付加的年金をどう確保するか。さらに年金基金に余裕を持たせるための手当てをどこまでできるのか。これがすべてであって、このことのみに尽きる。≫

これは清和会が国政を牛耳っていた頃に「アメリカへの上納」という形で略奪された国民財産に関する記述である。

≪従って、東日本大震災による甚大な被害、福島第1原発事故を沈静化させるための途方もない資金は全く別の問題であって、同じように論ずべき問題ではない。≫

復興資金までアメリカに上納してしまっては、いよいよ日本沈没である。

≪一方で、われわれは日本のこれからの税制全体の体系を、明確にしなければならない時に来ている。私は、まだ日本は、外国からの借り入れを経ずにやっていくことができると考える。ゆえに、特段の年金関係以外の国債の発行を必要とするとは思っていない。≫

今まで日本政府が発行した国債は、全部アメリカの命令による上納金だったのである。
嘘だと思う御仁もいるだろうが、調べてみれば簡単に解る。国債は表向き無駄なハコモノに使われており、ほとんどが天下り法人の乱脈経営で破綻し、二束三文の値段で外国企業に売却されている。

≪今後の日本経済のあり方を考えるとき、今回のような大災害とそれに伴う原発の危機に対し、どのように対応するか。かなりの財政支出を伴う大掛かりな対応 が当然求められるが、日本としてそれだけの対応をする義務と責任が国際的にもある。私は、建設国債・特例債による大胆な財政出動が必要だと考える。≫

「アメリカに奪われる前に、国内で使ってしまえ」と言っているのである。

≪国難にあたって、私は、首相の指導力というものがいかに求められ、必要であるかということを今更のように痛感している。わが国はこれから多様な選択肢の 中から決断していかなければならない。そのために何をすべきかを時の首相は自ら決定する責任がある。首相の孤独な決断を民間の有識者に責任分担させるべき ではない。私は先の国家戦略会議の閣議決定の取り消しを求める。責任の分散化は許されないというのが私の考えである。

首相のトップリーダーとしての明快な姿勢がある限り、日本の未来はいかなる局面においても閉ざされることはない。(にしおか たけお)≫

最後の文面は、無理と解っての皮肉だろう。

何はともあれ、ご冥福をお祈りします。




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